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20211224 コミュニケーションの話

今年はコミュニケーションというか話し方の年だったなあとひしひしと感じた1日だった。

というのも今日は元々2020年の最初くらいに考えた組合の研修会の案を再構成する会議があった。案を改めて共有する目的と、工程をブラッシュアップする目的があった。経緯から説明して、今日決めたい内容、研修会の目的等を説明したが、自分なりに上手に話せたし一定の理解も得られたんではないかと感じた。

おそらく2020年の最初くらいの知識や考え方ではこれだけ上手く話せなかったのではないかと感じた。かつて自分が伝えたいことを伝えたい順番通り、選ぶ言葉もある程度適切に選べたことはこれまでなかったように思う。

今までコミュニケーションが苦手だと思っていたが、今年色んな本を読んでいく中で、「コミュニケーションが苦手」というのが割と抽象度が高いということが分かった。いつかの記録にも書いたが、それは親しい人となら苦手ではないのか、人数が2人と10人の前では違うのか、本を読むことで苦手な理由を考えるきっかけを得ることが出来て、具体的に苦手とはどういうことなのかを整理することができた。

その結果、自分なりの分析としては、話す順番を上手く組み立てられない・組み立てた順番通り話せない・適切な言葉を適切なタイミングで選択できない等の課題があることが分かった。

例えば適切なタイミングで適切な言葉を選ぶということで言えば、今年の自分の流行りというか、これ使えるな~と思った言葉を挙げると「とはいえ」「一方で」「いわゆる」「ある種」「そういった意味では」「前提として」「一定」などなど。今まで聞いたことがあるワードではあったが、自分が自分の言葉として扱えつつあるし、スムーズに次の話につなげることが出来ていると感じる。

いわゆるこの接続語が上手に使えると、言葉に詰まったりあるいは話のつじつまが実はちょっとおかしいんだけど、なんとなくいい感じに聞こえたりする効果があるなあと感じている。言葉選びが変わっただけど課題だと感じていた組み立てた順番通り話せない、という所にもいい影響を与えていると思う。これは絶対に来年も続けていきたいというか、続けていく!!
あとは、話しをする最中に「なんか」「ちょっと」という言葉を意味もなく癖でいってしまうことがあるので、ちょっとずつ減らしていく。

話す順番を上手く組み立てるに関しては、話し方の本を何冊か読んだり、メンターにしている人の話をひたすら聞くなどして、話すことって具体的にどういうことなの?とか伝えると伝わるの違いってなに?とか、そもそもそれってどういうことなんだっけ?っていうのが分かった。

自分の中で一番分かりやすいなあと思ったのが、話すことってある種パソコンで言う所のフォルダからフォルダにコピーする作業で、それを自分の頭の中にあるフォルダから相手の頭の中にあるフォルダにコピーすること。
ってことが分かってから、じゃあどうすれば上手くコピーできるかを考えると、まずはフォルダを整理することが必要だよねと。親フォルダを決める、親フォルダの名前を決める(何について話すのか決める)、サブフォルダを作る(テーマについて必要な情報を細分化する)、サブフォルダに番号を付ける(理解しやすい話す順番を決める)、などなど。

っていうのが情報を整理する作業、あとはフォルダにコピーするだけ。したがって、話すということは①整理する、②コピペする、以上の作業で終了。今までは①整理する作業については一応やっていたつもりだが、具体的なイメージが出来ていなかったのでそこが上手にできていなかったんだろうなあと思う。②コピペするについては、言葉選びが下手くそで前提として整理作業も十分ではなかったので、途中で話したかった内容が飛んじゃってそこから何言ってるかわかんなくなってみたいなことが多々あったのが割と少なくなってきたかなと。とはいえ、今日の会議の時なんかはカンペ(話す順番だけをざっくり書いたもの)がまだ必要な状態なので、まだまだではあるが以前の自分と比べると明らかに違ってきているのでそこは一定評価できるのかなあと思う。

こういった時に他の人との『差』を考えてしまうと劣等感を感じてしまうので、あくまで『違い』に着目していい所は取り入れればいいし、今自分がまだその段階にないだけという認識が出来るようになったのも、今年色んな本や色んな人の話を聞いたことで変わったことだと思う。

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