見出し画像

20220211 僕にとって本当に欲しいもの

個人的著名人リスペクトランキングに入っている厚切りジェイソンさんの本を読んだ。最近投資に真剣に取り組み始めようとしているのがきっかけで購入した本だ。

中では投資信託のハウツーに限らず、人生観だったり、節約術だったりに触れられていて、ある一文に目が留まった。

「本当に欲しいものを買っていますか?」

この一文を見て、改めて最近購入したモノやサービスを見返してみた。すると中にはなんとなく買ったんだなと思えるものがあった。この一文とあわせて書かれていたのは次の一文だった。

「その時の収入に応じて買えそうなものをなんとなく買っている」

自分の購入履歴も例外ではなく当てはまるものあるなあと痛感した。
とはいえ、数年前よりは減っていると思う。これまでにもモノ選びやお金の使い方に関する本を何冊か読んでいて、モノの価値と幸福度には関係性があまりないことは理解できている。
少しずつ機会は減ってきているので、今一度考えていきたい。

読み終わった後にふと考えたのは、「自分にとってのハーレーとは」について。ハーレーを購入してから毎日毎週毎月充実している感覚がある。理由を考えてみると、購入に至るまでの過程にあるような気がする。

ハーレーに乗っているので、当然大型二輪免許を取得しているが、取得しようと思ったきっかけは「ハーレーに乗りたい」と思ったからだった。
ハーレーを購入したのは1年前で、免許取得したのはそれよりかなり前のことで、免許証上購入できるようになったタイミングと、実際購入に至ったタイミングにはかなり期間が空いている。もしかするとこの間に、自分に問ってハーレーが「本当に欲しいもの」になったのではないかと考えた。

ある意味自分の中のハーレーを「熟成」「発酵」させたのかなと感じる。
もしあの時、欲しいと思ったタイミングで買っていたら今とどう違っているのか気になる。現時点で言えば全く飽きが来ていないけれど、とはいえ購入して2年経っていないので本当に欲しかったのかどうかはこれからも気にしていきたい。あくまで感覚的な分析しか出来ないが、免許取得と同時に買っていたら、飽きるまでの時間はそんなにかからなかったのかなと思ったりする。

購入まで期間が空いた理由は、買えなかったのか買わなかったのか買う必要がなかったのか、あるいはそれ以外なのか。正直に言えば、買いたかったが違うバイクを持っており必要性にかられなかったが正しい。買いたい気持ちを数年間ずっと我慢していた訳ではなく、買いたい気持ちはいつもあったという感じ。

この例から簡単に結論に至るのは危険なので控えるが、「本当に買いたいものは自分の気持ち次第で作り出すことが可能」かもしれない。それには我慢することだったり、一時的に欲しい気持ちを忘れたりすることかもしれない。

本当に買いたいものに出会う為に出来ることは
「欲しいと思った時に、あえて一旦買わない」
難しそうで簡単そうなちょっとした工夫なのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?