忘れた充電器
20日ほど住まいを離れることになり、これは実験台(E2Eテスト)になれるかもしれないと、忘れものについての「海外で大事な物をなくした人たちの話」記事などを読んで、awwwtのユーザー名を書いたものと、書いてないものをキャリーバックに詰め込んで望まないその日を待つ。
失くしものに気づくのは、その失くしものが必要になったとき。必要になった瞬間に失くしたことに気づく。そう、iPhoneの充電が切れそうな今。
その日がきてしまった。
ユーザー名を書いてないiPhoneの充電アダプタを失くした。
記憶を辿り最後に使った昨夜泊まったホテルに電話してみようと。
あった!
ホテルの方が丁寧に対応してくれて、今宿泊しているホテルに着払いで届けてくれることに!
良かった。でも、携帯の充電がない。
充電器とコードはセブンイレブンで買って、旅先での忘れ物についてネッシーさんの「海外で大事な物をなくすとどうなるのか」を読んだりしながら就寝。
2日後
朝フロントの前を通ると「お客様届いております」とホテルマンが声をかけて渡してくれたものを見て驚いた。
渡してくれたのはビニール袋に入った充電器。「持ってきてくれてました」
んへ⁉︎
変な返事をしてしまった。
忘れたホテルから、いま泊まっているホテルまで90Kmもある。90Km⁉︎ だ。 別の用があったにしても。だ。ホテルマンのサービスには驚いた。なんとかお礼をしたいと思い、手紙を書いて送った。手紙なんて、書くのは何十年振りだろうか。
ありがとう。
awwwtは、当サイトに投稿された失くしものをみつけて、預け先を持ち主へ連絡することができるサービスです。 大切なものを失くすまえに、“awwwtのユーザー名を書く” ことで、届けてもらえるかも。自転車などの盗難にもお役に立てるサービスを目指してます。よろしくお願いします。
文:nobu
写真:nobu
14th Sep 2023 Diary
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