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圧倒的主人公

「圧倒的主人公」、そう聞くとジャンプ漫画の主人公だったり、プロ野球とかで活躍している選手だったりが自分の場合思い浮かびます。
でも、そうじゃないかもと思い始めたのでこのnoteを書こうと思いました。

結論、圧倒的主人公は自分だと思いました。

その話を思考整理も兼ねて書いていきます。
よろしくお願いします。

主人公とは

主人公の定義はフィクション作品におけるストーリーを牽引していく人物のことを指すらしい。けど今回はそれを無視してリアルの世界でも主人公がいるとしよう。そうしたときに、社会を見渡すと主人公になり得る人がたくさんいる。いわゆる歴史の教科書に載っているような偉人達や、世界で活躍するスポーツ選手などなどたくさんの人が自分には考えられないほどの努力をしてとてつもない成果を上げている。地球史の主人公だ。

もっと小さい世界で考えるとどうなるか。自分の人生を切り取ってみるとそこに登場人物は何人もいるものの主人公は自分だ。圧倒的主人公の自分がいる。誰がどうみても主人公が自分になる。

やばい。

単純にやばい。何がやばいのか。自分はそんなに大したことを起こしたこともないし、誰かに自慢できるような特技があるわけではない。そんな人間が圧倒的な主人公になってしまっている。じゃあこのストーリーは面白くないのか?おそらく、そうでじゃない。少なくとも今は自分のストーリーが面白いと思う。

ということは、主人公の凄さ・強さはあまり関係ないことになる。ゲームでも同じことが言えるが、じゃあ何が楽しいんだろう。それは多分、行動決定権があるからだと思う。

自分の行動を決めているのは誰だろう

自分の行動が制御できる、自分以外の何者かが自分に指示を送ったとしても、それをするかどうかは自身の意思によって決まる。
簡単に言うと、一種のRPGをしているのと一緒なんだろう。

冒険の中で驚き、苦しみ、様々な感情があるから面白いと思う。自分は昔野球をやっていたが、少年時代に毎打席ホームランが絶対打てると決まっていたら多分そんなに楽しくないと思う。(ホームランを打つのは快感なので多少楽しい笑)

自分の予想が裏切られ感情の針が動くから、なんとか上手くできないかと試行錯誤の燃料が生まれる。結果がすでに分かっていることを続けても楽しくない。(これは人による)

だから、自分は結果の分からない道を選んでみた。

自分が主人公じゃなかった話

何せ、今までの自分は一般論を信じて意思決定をしてきた。意思決定自体はもちろん自分がしていたが、その判断基準が自分に依存したものでなく、周りの友人・家族などの意見から「より良い選択」をしてきた。自分の意思がなかった。正確には無視してきた。自分がプレイするはずのゲームを誰かから指示を受けながらやっていた。

主人公が自分なのに自分じゃない。

そう思ってこれまでを過ごしてきた。だから自分が好きじゃなかったし、これからもそんな選択をしていくんだろうと思った。そうしていたら大学で不思議とめちゃくちゃ気の合う友達ができた。その当時のことは実はあまり覚えていない。本当にいつの間にか仲良くなっていた。

自分たちは似ていた。し、似てなかった。似ている部分が多いが、一つ全く違うところがあった。それは意思決定の仕方。その友人は自分の思いに正直に行動していたし、成果も出していた。ついには、1年休学してインドに留学しながらインターンをこなした。その頃自分は今までと同じように、一般論で意思決定をして無難に生きていた。

自分の人生で自分に正直になったことあったっけ?

その友人をみているとこんな疑問が生まれてきた。主人公が自分じゃなかった。なんでやねん。自分しか自分の行動を制御できないのに、なんで人に意思決定を委ねた?一気に自分が嫌いになった。自己嫌悪に陥り、最初は何もする気が起きなかった。

数日して、自分に正直なろうと決意した。でもこの決意も上手く作用しなかった。今まで自分で意思決定してこなかった分、自分が何をしたいか、どうしたいか、全然言葉にできなかった。自分で責任を持つ覚悟が持てていなかった。失敗が怖くて、結局無難なことしかできなかった。

このままじゃだめだ

最近になってようやく自分と向き合う覚悟が決まった。理由は、これからも無難な選択をし続けるそんな人生を自分が生きたいわけではない、そう思ったから。

とはいえ、キツかった。自分の嫌な部分、弱い部分がどんどん出てきた。正直今もまだ、向き合い切れてはいないのかもしれない。だからこれからも向き合っていく。

生まれて初めて自分で意思決定をしてみた。正直、まだあまり実感は沸いていない笑
綺麗事だと思われるかもしれないが、これを正解にしないといけない。それが圧倒的主人公である自分の使命で、(自分が)幸せになるために必須だ。

だから努力していく。絶対にしんどいことはたくさんある。今でさえ、分からないことが多く大変。でも踏ん張る。覚悟があるから踏ん張れる。

自分はまだ圧倒的主人公になりきれていないと思う。今までの名残りがあって、どうも一般論に逃げようとする自分がいる。楽をしない。これから自分の声をもっと聞いて、ジャンプ漫画の主人公みたいになりたい。

まとめ

簡単にまとめると、

自分しか自分を動かせない

だから、責任を持たないといけないし、言い訳ができない
正直、自分にとっては辛いことが多い。メンタルやられるし、不安もいっぱいで周りから見るとダサいかも。一般論では超非合理だけど、こうしないと自分を好きなれないし、自分の人生だと思えない。
弱い自分だから強く見せるんじゃなくて、今を認めて強くなる努力をする。

結局、自分の思考整理の記事になってしまいました。
こんな感じが最近の自分の気づきです。

次は何について書こうかな〜。

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