ドーン と コロナ離婚

こんばんわ、コロナで外出自粛になってもならなくてもそんなに外に出ない人です。

就活もストップされ、やる事なくて本読んだり動画見て毎日を過ごす人も多いですが、
自分は平野啓一郎さんの「ドーン」を再度チャレンジしています。

登場人物が多くてややこしく、宇宙開発やARなども書かれて尚更ややこしく…
平野啓一郎さんの作品を「マチネの終わりに」「ある男」「私とは何か」「空白を満たしなさい」と読んできた身としては今までと毛色が違う感じで戸惑っています。

そんな戸惑いの中「ドーン」を読んでいて響いたのが宇宙船の中で参加者が精神的におかしくなってしまうシーン、、おかしくなった人を巡って来るべきだったのかと議論を描写しているところで

機体に亀裂が入っても、そこを叩いて壊そうとする人はいない。しかし、人間関係の場合わかっていても亀裂を更に広げようとしてしまうような言動をとってしまう。

自分は人間関係が狭く深いタイプなので、深くなればなるほど相手をぞんざいに扱ってしまう事がある。
1番近くにいて欲しい人から順番に傷つけてしまうって歌を最近聞いて、再度自分にチクリと刺さった。

コロナで家にいる事が増えたパートナーに対し、いつもあるからこそ見えなくなって、失って気づく。
星の王子様的な事な、、

大切なものは日常生活にある。読書はそんな当たり前を再認識させてくれる。
平野啓一郎さんの作品は読んでわかった気になるのに、思い返すと何も理解出来てない。
でもふと日常生活で思い返す事があって、自分に問い直したりする。そんなひと

いつもある、でも無くなりやすい
そんな後悔を人は繰り返すんですかね、、

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