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止まらない妄想と、5月20日。

今日も浅い眠りから覚めた。必要な時間の半分ぐらいしか眠れなかった。
もう一度寝ようと試みた。
が、懐かしい音楽を聴き漁っていたら昼過ぎになっていた。

今食べているご飯が何ご飯なのか考えながら、新刊書籍を眺めた。
仕入れもしないのに、売れそうな本にチェックを入れる。
書店員時代の癖がたまに出てくる。なんて鬱陶しい。

それから、読書をしたり書き物をしたりした。
昨日に引き続き、辻山良雄『本屋、はじめました』を読んだ。

店主のただのエッセイかと思いきや、本屋開業のハウツー本ではないか。
為になる情報が山ほど書かれている。
アンダーラインと付箋が止まらない。

世間が落ち着いたら、絶対に荻窪のお店に足を運ぼう。

本屋Titleさんには一度だけお邪魔したことがある。
黒田龍之助先生の刊行記念トークイベントの時だ。

ワクワクしながら電車を乗り継いで行ったのを今でも覚えている。
スマホの地図を頼りに歩きながら、途中にある古本屋に立ち寄ったことも。

お店し訪れた時の体験が誰かの思い出になるなんて、こんな素敵なことはない。
僕も早く本屋を開業したい。


そんな過去に想いを馳せた読書体験の延長で、自分が本屋をやっていくとしたら...
と妄想をした。


ギャラリーやイベントスペースは確保して、休憩できるカフェも併設したい。
店の角には、デザイン雑貨や文具も置いて。
今のガールフレンドと結婚したら、店頭に立ってもらおう。
手先の器用な彼女が仕立てた洋服を一緒に置くのもいいな。
カフェにはコーヒー好きの友人にお願いしようか。自由人な彼の裁量で回してもらうのも面白そうだ。

奥には大きめの作業台を設置して、レジを守りながら、
本の手入れをしたり、書き物やデザインなどの他の仕事をするのはどうだろう。


...と、実現がいつになるかわからないお店について考えていたら夜になっていた。
今日はもう寝よう。

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