見出し画像

本は買えない。旧巣鴨プリズンと、5月18日。

今日はひどい睡眠不足で目覚めた。朝まで寝つくことが出来なかった。
不規則な睡眠で少しずつ体が蝕まれているような気がする。

起床後はぼんやりしながら、英語の勉強をしたりデザイン制作の続きをしたりして過ごした。
それから、みうらじゅんの『「ない仕事」の作り方』を読んだ。
軽めでありながら(内容ではなく質量的な話)、一読の価値アリだった。
本を読み終えてから、昼ごはんを作って食べた。

夜から雨が降る予報が出ていた。
天気が崩れる前にと、さっと支度をして本屋へ出かけた。
雨はまだ降っていなかったが、じとじとした、ぬるくて重たい空気の空だった。

今日は少し足を伸ばして、街一番の大型書店へ向かった。
この8階建てのビル型のお店を訪れたときには、いつもほぼ全ジャンルを見て回るようにしている。まるで巡回している私服警備員のように。

『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』の文庫が出ていた。
単行本しかなくてなかなか手を出せずにいたが、これは買いたい。
が、今月はひどい金欠なので、あと6冊積読を片付けたら買っていいというルールを作った。
他には、英国式造園に関する本やフランス文学をパラパラと眺めた。
寝不足で頭がぼーっとしたので、早めに帰るとにした。

帰路で、サンシャインシティのビルが見えた。
ふと、この施設ができる前は何に使われていた土地なんだろうと思った。

帰ってから調べると、戦犯者収容の刑務所だったらしい。
有名な話なのか。僕は知らなかった。

サンシャインシティの後は何ができるのだろう。この60階建てのビルが、大災害や宇宙戦争で消えて無くなったらどうなるのか。
SF的妄想の悦に入りながら帰った。


夜中には映画『ヒトラーが帰ってきた』を観た。
何だか今日は歯が痛かった。

それから、朝にかけて細かい仕事や作業を片付けた。


ここから先は

0字

¥ 100