狂詩曲聴きながらアメスピ吸ってた話

洗濯機を回しながら終わるまでの間に狂詩曲聴きながらアメスピを吸っていた。

あなたが好きだと言ってくれた姿。
体温をたくさん感じてしまったからこそ孤独が押し寄せてくる。

美味しそうにビールを飲みながら狭い席であなたの食べたいものを食べて。私はその時もアメスピを吸っていた。

横顔が愛おしくて、私はノンアルだったけどその体温を感じたくて気付かれないように少しずつ近寄って肩をくっつけた。

あったかい。それだけで私はしあわせになってしまった。もしかしたら私の方が舞い上がってたかもしれない。

その後もたくさんのしあわせが溢れた。
溢れ出てしまった。

煙草が1番美味しい時間なんだよ。今。

この歌詞は間違いじゃなかった。
今までたくさん選ぶんじゃなかったという選択肢を選んでしまったけれど今回は違う。

この選択肢を選んで良かった。この先どんなことが待ち受けていたとしてもあの日取ったあの手は間違いじゃないって骨になった私は思うでしょう。

今は少し遠いけど、遠いから次あった時に私はまたあなたの腕に胸に包まれるのを待ち焦がれるの。

そっと右薬指の指輪をなでながらそんな事を考えていた。

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