居場所と何かと
色々とコンプレックスを抱いたり人生経験積んでくると私の存在意義とかどこにいたら許してもらえるのかとか求められているものとか考えて動くようになる。
最近の私はそれにがんじがらめになっていた。
理想の女性
理想の先輩
理想の後輩
理想の教員
すべてが足枷だった。
そうしたらまた最大のコンプレックスさんに悪さをされ生きることすら諦めようと思っていた。
でも、今日諦めなくて良かった。この選択で良かったと思った。
タイミングは何ともない瞬間。川のせせらぎ、滝の音を聞きながら肩を寄せ合っていたほんの少しの時間。
感じる体温も優しく包んでくれる腕もそして優しくなでてくれるその指先までもすべてが愛おしかった。そして何よりも私は今までにないくらいしあわせというものを感じた。
あぁこの感覚、感情をしあわせと呼び、愛というのかもしれない、と。
はたから見れば当たり前なのかもしれないけど、それが私の深いところにいた氷を溶かしてくれた。
もうあの腕の中に戻りたいと願う自分がいることに小っ恥ずかしい気分だか、私だって甘えたいのだ。
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