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スナック社会科横浜映画祭#2「特集:飯山由貴」に向けて②

 次のスナック社会科は2年ぶり2回めの「スナック社会科横浜映画祭」です。チケットは下記にて販売中⬇

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 当日まで、ぽつぽつ書いていくnote、今回は飯山由貴さんとの出会いを書こうかなと。
 前回のスナック社会科横浜映画祭は、一昨年の10月30日(日)で、その2日前に厚生労働省記者会見場にて「東京都⼈権部による飯⼭由貴《In-Mates》検閲事件」の記者会見が開かれたのでした。

 その記者会見を見て、自分に何かできることはないかと思って、お名前と作品は一方的に存じ上げていたものの、全く面識のなかった飯山さんにいきなりTwitter(当時)のDMを送り、その後に控えていたシンポジウムのフライヤーのデータ等を返信していただき、スナック社会科当日に配布させていただいたのが、ご縁の始まりでした。
 また、当日開始前に会場で検閲問題の話をしておかねばと思って臨むも、もうあまりの怒りやら緊張やらでボロッボロな感じになってしまって消えたさ満々だったのですが、当日上映&ご登壇の飯田基晴監督にウワーッと話を聞いていただき、飯田監督も危機感を共有してくださり落ち着くことができたのでした(その節は本当にありがとうございました)。
 で、これはアート界だけの問題ではないし、もっと広く問われねばならないのではないかと思い、この《In-Mates》という作品自体がお蔵入りにならないよう、もっとたくさんの人の目に触れるべきだと思って、急遽上映会を企画し、その1ヶ月後くらいに飯山由貴さんと出演のFUNIさん、アフタートークのゲストにライターのJaewon Kimさんをお招きして、「スナック社会科 vol.4  In-Matesと私(たち)」を開催したのでした。

 思えば、その前年の年末に東京国際ろう映画祭で「オールド ロング ステイ」を観たのが飯山由貴作品との出会いでした。

 そして、前後して発売された「美術手帖2022年2月号 特集 ケアの思想とアート」で、飯山由貴さんと佐々木健さんの対談を読み、佐々木健さんの個展「合流点」に行くことになるのですが、そこから佐々木健さんともご縁ができ、スナック社会科横浜映画祭#1にトークゲストで出ていただくことになるのですが、またそれは別のお話。
 で、この対談の中でも紹介されていた飯山由貴さんの他の作品も観たいとずっと思っていたのでした。

 なので、東京都人権プラザで開催された飯山由貴さんの個展「あなたの本当の家を探しにいく」は願ってもいない機会で、本当に、本当に待ってました!という企画だったのでした。

 そして、この人権プラザでの付帯事業として企画されていた《In-Mates》の上映が中止になったのでした。

 出会いだけで長くなってしまった。とりあえず以上。
どうか、たくさんの人が飯山由貴作品に出会うことになりますように。

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