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【ご案内】本屋ライトハウスでおでんの会×スナック社会科コラボ開催に向けて

 いよいよ、明日に迫ってまいりました。胃袋の用意はいいですか?
では、当日のご案内を改めて。イベントの詳細は下記参照⬇

①当日のグラウンドルールについて

 スナック社会科の安全な場について考えるステイトメントを更新しました。また、BARBARA DARLINgさんのご提案により、グラウンドルール項目を付記いたしました。こちらについては改めてトークの中でお話する予定です。ご参加される方はご一読のほど宜しくお願い致します。

■イベントを安全に楽しむために■




スナック社会科では、社会課題や社会問題をテーマにする形式上、司会・登壇者の発言や、時には客席からの質問に差別用語や差別的な言葉が含まれる場合があります。
それは「その事自体を問題や議題とするための発言であるのか」「マイクロアグレッション※なのか」「差別意識から出たものなのか(自覚の有無問わず)」その文脈によっても変わってくるので注意が必要だと思っております。いつでも犯しうる危険性について自覚を持つことは主催者であっても変わりません。
 それが差別に(またはハラスメントに)当たるとは知らなかった。ということはままあります。注意を受けた際は理解とその後気をつけていくことをお互いに約束出来ればと思います。


 もし、差別発言・差別行為、ハラスメント(加害)行為をされた場合は主催者にお申し出ください。主催者の発言に差別性や加害性を感じた際もご遠慮なくお申し出ください。


安全な場は目指すもので完成がないといいます。安全な場が成立するよう主催者は努めてまいります。ご来場者様、ご出演者様、そして会場や店舗スタッフの皆様にも意識していただき、共に安全な場所を目指していけたらと思います。




スナック社会科ではいかなるハラスメント行為も許しません。


スナック社会科ではいかなる差別も許しません。


言うことは容易いですが、言えば消えて無くなるものではありません。


頑張ります。頑張りましょう。




どうぞ宜しくお願い致します。




スナック社会科 サトマキ








※「マイクロアグレッション(Microaggression)」とは、明らかな差別には見えなくても、ジェンダーや人種などのステレオタイプ・偏見に基づく発言や行動で、無自覚に相手を傷つけること。1970年代に、精神科医でハーバード大学医学大学院名誉教授でもあったチェスター・ピアス氏によって提唱された造語です。発言者には悪意がないことが多いため、相手を傷つけている自覚がなく、マイノリティは日常的にマイクロアグレッションに直面している現実があります。
スナック社会科ステイトメント
■グラウンドルール■



*個人の経験やプライバシーに関わることを聞き出そうとすることはやめてください。

*特定の第三者の個人情報を公開することはやめてください。

*イベント内で登壇者を除く参加者で共有された他の人の個人情報やプライバシーに関わることを第三者へ共有することはやめてください。

* 性・暴力についての具体的な経験などは、あらかじめ参加者に予告し、確認をとってから話すようにしてください。

* 会話の内容を不快に感じることがあれば、まずはご自身の身を守る行動を取るようにしましょう。

* 言いたくない事は言わなくて構いません。聞かれても遠慮なくスルーしてください。

* さまざまな年齢、ジェンダー、セクシャリティ、ナショナリティ、エスニシティ、氏名、見た目、身体的・精神的な障がいの有無などのひとがいます。他者を決めつけず、否定せず、尊重しましょう。

* 参加者全員で対等でよりよい環境をつくりましょう。
BARBARA DARLINgさんご提案のグラウンドルール項目

②当日のバリアフリー環境や情報保障について

 同じく下記の通りまとめました。こちらもご一読のほど宜しくお願いいたします!

■「おでんの会」情報保障とバリアフリー環境について■
2024,4


①情報保障について

店舗からご案内いただいているとおりの対応となります。

・店舗イベント詳細
https://books-lighthouse.com/portfolio/oden-shakaika240413/

→日中のおでんの会について
・UDトークやホワイトボードなどの情報保障用機器を用意しますので、必要な方は遠慮なくお知らせください。

→夕方からのトーク・イベントについて
・当日はリアルタイムでの情報保障が難しいため、後日「文字起こし&編集を施した記事」にして販売します。こちらは文字情報のみで、500円での販売を予定しています。

②車いすでのご来場について

・店内に1箇所、段差があるため、店内での移動が難しいかもしれません。ご不便をおかけすると思いますが、できる限り企画スタッフ、店舗スタッフが対応いたします。

③トイレについて
・店舗内にオールジェンダートイレが1つありますのでご自由にご利用下さい。
・間口が車椅子が入れない幅になりますので、車椅子利用やオストメイトなどをご利用になる方は近隣の商業施設のバリアフリートイレをご利用下さい。(また、車椅子をご利用の方でも介助者の同行、もしくは誰かのサポートがあれば使用可能という方はご相談ください。)

 マックスバリュエクスプレス幕張店(約150m)
 イトーヨーカドー幕張店(約400m)

※店主1名、企画者1名、当日スタッフ1名、という極少人数体勢ではありますが、できる限りご対応できればと思います。その他、ご来場に関して事前に相談したいこと、聞きたいことなどがございましたらお問い合わせ下さい。

店舗お問い合わせ先⬇

books.lighthouse@gmail.com


スナック社会科お問い合わせフォーム⬇

https://forms.gle/2bSquciNCFRBq9xw5
バリアフリー環境や情報保障について

③店頭ブースについて
物販、連帯グッズのシェア、読書コーナーなどのブースを展開します。
スナック社会科物販は、書籍「ゆさぶるカルチュラル・スタディーズ」(北樹出版)とZINE「ケイン樹里安にふれるーー共に踏み出す『半歩』」ゆさカルは、店舗・物販どちらでご購入いただいても私も店主も喜びます。ZINEは残少。再版は無いそうなので是非この機会に。

ゆさぶるカルチュラル・スタディーズとケイン樹里安にふれるの書影
ゆさカルとケイン樹里安にふれるの書影(写真はスナック社会科vol.6の時のもの)

 連帯ブースは、パレスチナ連帯、入管法改悪反対連帯グッズを様々な形でアクションを起こされている皆さまからお送りいただいたものをシェアします。お持ち帰りの道中からあちこちに付けて意思表示をしましょう。Make Some Noise!!

#永住許可の取消しに反対しますのロゴと、各種メッセージが書かれたホログラムステッカーの画像
#永住許可の取消しに反対します ホログラムステッカー各種(正方形)
アクションを起こされている有志の皆さまよりお送りいただきました。
同じく、#永住許可の取消しに反対しますのロゴとメッセージが書かれたホログラムステッカー長方形バージョン各種の写真
#永住許可の取消しに反対します ホログラムステッカー各種(長方形)
テプラとパッチの写真
honninmanさんから「Stop Genocide」テプラ
江原茗一さんから「FREE PALESTINE,STOP GENOCIDE」パッチ
(安全ピンも持って行くよ)

 その他、託されたフライヤー、勝手に配布したい資料等々持って行きます。また、連日アクションを起こされている『収容ではなく安全安心な暮らしを』さんが、パレスチナへの連帯グッズ、ZINEや募金箱をご用意!でもいいと思いました。連帯🔥

『収容ではなく安全安心な暮らしを』さん持ち寄りの連帯グッズの数々

 読書コーナーは、今回のテーマにも繋がりそうなものや、今読んでおくといいだろうなあ、というものをわんさか持って行きます。もちろん、持参されたものや店舗で購入したものを、おでんをもぐもぐしながらお読みになるのも大歓迎。自由にやりましょう。

森元斎著 死なないための暴力論
エドワード・サイード著 知識人とは何か 書影

 他にも、宋恵媛・望月優大著・田川基成写真『密航のち洗濯』、同書を読むには外せない、金耿昊著『積み重なる差別と貧困ーー在日朝鮮人と生活保護』も。あとは、#ゆさカル を読むには外せない、#ふれしゃか と #プラ解 、そして、#プラ解 を読むには外せない、山本泰三編著『認知資本主義』、また前回からの社会科繋がりで、山本浩貴著『現代美術史』。この山本、山本な2冊は全く毛色の違う2冊ですが、我々がいる今ここは、近現代に何があって何の上に立っているのだろうか、という再確認と「これから」に取っ組み合って行くために必要な2冊だと思います。
 あとは目前に施行が迫っている昨年改悪された入管法(今年度の改悪も迫っています)を考えるようなものも持っていこうと思います。上記の書籍ともリンクし合うのですが。
 そして、今一番攻めてる東本願寺出版発行の仏教誌『同朋』も最新号とバックナンバーをどっさり持っていくのでお楽しみに。

 直前で恐縮ですが、またお知らせがあったら追記します!
明日のトーク部は『社会運動とポリティカル・コレクトネスとアイデンティティポリティクスの交差性』という重いテーマにおでんを食べながらフリースタイルで望みます。
では、幕張でお会いしましょう。どうぞ宜しくお願いいたします。




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