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絶対評価と相対評価(148/365)

中学校の内申って絶対評価でしたっけ、相対評価でしたっけ?
先生は、

「絶対評価だ」

と言い切るけど、実は教育委員会から、成績の分布基準が示されているとかいう話もありました。実質的には相対評価なのではないかな。

さてそれはともかく、

絶対評価と相対評価 もしくは 絶対値と相対値

ってどうなんでしょうね?

先日久しぶりに健康診断を受けまして、自動血圧計の上が145だったんですよね。これって要治療の基準をこえてるみたいなんですけど。

「いつもこんなに高いですか?」
「かかりつけ医では聴診器当てて130~135くらいなんですけど」
「もう一度測ってみましょう。ポチっとな」
「どうですか?」
「うーん変わりませんね」
「どうも機械だと高めにでるんですよね」
それはあり得ませんね、同じ基準を満たしている機械ですから
「えっ?」

そもそも血圧の絶対値をそんなに正確に測る方法なんてあるんでしょうか?腕の太さも、皮膚や脂肪の厚さも、姿勢も、体温も違いますが。それをそんな精度で測ることができるのでしょうか?

すごい違和感。あとで少しググってみたら。

なんと姿勢の違いだけで、+10の差が出る!? やはりそうだったか。そんなことだと思ったよ。かかりつけ医の先生はそのあたりを分かったうえで、聴診器当てて計ってくれてたのですね。

絶対値ではなく、相対値を見ましょう。いつも同じ機械で同じ体勢で測った血圧なら、いつもと違う異常に気が付けるはずなんです。

思えば、絶対値に振り回されていますよね。

身長・体重
血圧・コレステロール・尿酸
TOEICの点数

大事なのは、自己成長、自己改善、つまり相対値、相対評価なのでは?
昨日より今日、今日より明日、一歩一歩です。

あれ、冒頭の内申の話は?偏差値は?

これは相対評価ですが、他者との比較ですね。

私は、

自己相対評価

を基準としたいのです。

さて、統計学を学んだ人ならわかると思いますが、例えば生産の品質管理では、どこまでばらつきを許容するかという考え方が重要です。

車のハンドルを握ったところを想像してください。白線を見て細かくハンドルを操作すると、走行が安定しませんし、危険です。遠くを見て、ハンドル操作は最小限にゆっくり行えばよいのです。

ものごとは相対的である、という観点で自分や世界を眺めてみましょう。自分比で成長できているか、そこに集中することが、結局あなたの望む自分、未来の成功を引き寄せるのですから。

絶対値の増減に一喜一憂するのではなく、相対的変化の流れを俯瞰する余裕を持ちましょう。

この考え方を説いたのが、かの有名なアインシュタインの

「相対性理論」

だということはご存じですね?

嘘です(笑)
※この記事は、4月1日に書きました(笑)。それ以外は本当ですよ。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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