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絶対安心領域って? (27/365)

「絶対安心領域」ってなんでしょう?秋葉原界隈で使われる、「絶対領域」のことではありませんよ(笑)

先日このような記事を書きました。

安全圏=コンフォートゾーンは、安心領域ともいいます。心理学的には不安なく安心安全に過ごせる領域、状態のことです。

先日の記事では、成長を求めるなら思い切ってアンコンフォートゾーンに一歩踏み出そうとお伝えしました。ポジティブサイドの議論です。

今日はそもそも現状がコンフォートゾーンではないという、ネガティブサイドについて考えてみます。安心の条件ってなんでしょうか?

お金が十分にあること?
健康であること?
友人、パートナー、家族に恵まれていること?
仕事や奉仕活動で社会に必要とされていること?

などでしょうか?でも客観的に見てこれらが満たされているのに不安にさいなまれたり、時にはうつ病になってしまう人もいますよね。

結局のところ、この条件が満たされれば「絶対安心領域」だという客観的定義はないのです。その人が「幸せだ」、「安心だ」と思えているかどうかが全てなのです。

「いまを生きる」という言葉があります。

「お客さんにありがとうって言われてうれしかったなぁ」
とか
「かつ丼めちゃくちゃおいしい。しあわせ。」
とか
「あったかいお風呂は最高だなぁ。」

と、ささいなことにも幸せを感じられる人は、おのずから「安心領域」に身を置いていることになるのではないでしょうか?

不安の元というのは、たいてい過去の後悔、将来の不安ですよね。それらを完全に解消することなどできません。

過去は変えられません。でも解釈は変えられます。
未来は予測できません。でも希望を持つことはできます。

いずれも、今日幸せを感じて感謝して生きているかがすべてなのではないでしょうか?

最近、「幸せとはなにか?」について真正面から取り組む方々がいますね。前野先生はその分野の第一人者でしょう。

こういう話をしていると、成長性が感じられないとか、甘えの構造だと批判される方がいます。しかし、現状に安心を感じている人こそが挑戦に一歩を踏み出せるのです

「絶対安心領域」などありません。いまを生きてみませんか。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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