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久々の帰国で感じたこと (138/365)

シリコンバレーから約1年半ぶりの一時帰国です。そもそも出張制限もあったので、シリコンバレー生活は楽しんでいたものの、国境を渡る移動そのものがありませんでした。

コロナ前は年間10回は海外出張していたので、ずいぶんと生活様式が変わったものです。久々の日本ですから、客観的に見ることもできてるかなと思うので、記憶の新しいうちに感じたことを書き留めておきます。

空港で

動線設計がわるいです。コロナ対応のせいもありますが、入国管理アプリのVisit Japanの申告状況による振り分けなど、煩雑で外国人には迷宮だと思います。

そもそも、表示板など案内が不親切に思えました。Visit Japan は事前審査がOKならトップ画面が青に変わってスルーできます。これはよいのですが、とにかくわかりにくい。

そこで、バイトと思われるみなさんが、ボードを持って10m間隔に立っているのですが、これが謎。多すぎる。もっとわかりやすくて大型のボードを掲示して、サポートを数名つければよいのに。

極めつけは、「青です」といったら画面チェックすらしないこと。こんなに大がかりなのに、肝心のチェックがざるとは・・・

これって、企業のプロセス至上主義にも通じますよね。

さらに、Visit Japan には税関申告登録もできるのですが、これが、

キオスク端末で登録を紐づけてQR発行⇒QR対応カウンタで通関

と2段階なので、すげー混むのですよ。通関カウンターはがらがらなのに。これって何のためなんでしょうか?通関のスループットを上げるためですよね? 責任者、ザ・ゴールを読んでください(笑)。

この件は有識者に事前に聞いていたので、私は旧来通り紙の申告書で、あっさり通関スルーしました。実はわかりにくすぎて、係員に詰め寄っている人もいたのですが、答えが、

「紙の申告書でも大丈夫です」

だったのがなんとも(笑)

到着ターミナルで

やはり看板や表示がわかりにくいです。これ外国人なら絶対迷う自信ありなやつですね。

次に、決済が複雑。まだ現金主流なのと、クレカはよいとして、いろんな決済のラベルが貼ってあってわかりにくい。これも、外国人は不安になるだけでしょうね。

一方、接客は丁寧で完璧ですね。サンドイッチを頼んだら、ウエットティッシュをナプキンで包んだものが人数分入っていました。

シリコンバレーのFive Guys で

「ケチャップ」

といったら、わしづかみで10個くらい袋に放り込んだり。

でも、まあ、これはどちらがよいというものではありませんね。

総じて、

アメリカは、きめ細やかさはなく雑だが、合理的、効率がよい
日本は、きめ細やかで丁寧だが、非合理的で、効率が悪い

ですかね。

いずれ飲食店についても書いてみたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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