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「自分にとっての心地よさを選択する」1型糖尿病患者イベントに参加・経営日記2024年2月11日


東京から、おはようございます。2024年2月11日日曜日です。
米国公認会計士、アパレルオーナー、ヨガインストラクターのさやかです。毎日の会社経営日記を書かせていただいています。
今朝は自宅兼オフィスにおります。
今の気分は「充填完了」です。最近は毎日熟睡です。
今週のヤマ(禁戒しないこと)・ニヤマ(勧戒すること):ブラフマチャリヤ禁欲・ブラフマンに付き従う 手術のあとまだ出血が続いているので体に滋養のある行動や食事をしてのんびりすごします。
昨日は1型糖尿病の患者イベントに参加したくさんの出会いに感謝しました。イベントの前には1型の友人とランチしたのですが、すごく頭の回転が速い方なので、わたしも同じ速度に合わせてマシンガントークをしました。

本日のスケジュールは下記のとおりです。
午前  6時~デスクワーク(本書き、メール対応、スケジューリング)
    8時~ヨガ練習
    9時~オンラインヨガ配信
   10時~外出
   11時~アルバイトのHさんと渋谷オフィスでお仕事
午後 引き続きHさんとお仕事
夜  自宅で過ごします

昨日は1型糖尿病の患者イベントに参加させていただきました。
埼玉医大関連の一般社団法人ライフコースデザインという団体が主催で医療機器メーカーのテルモとKDDIが関連されているようでした。
埼玉医大に通っている1型の友人からお聞きして知ったイベントです。
1型糖尿病の患者当事者の方が2名、
糖尿病専門医のドクターが1名、
タレントで1型糖尿病の星南(せな)さん
合計4名の方の講演をお聞きしました。

患者の方2名の講演は、それぞれ1型糖尿病がありながら留学し人生を切り開いていったエピソードをお話されていました。会場で久しぶりにお会いした友人は現在多拠点生活でマルタ島、タイのチェンマイ、日本、ポルトガルを行き来し生活していて、わたしもミャンマーにいるし、実は最近では1型糖尿病の患者は海外に出る人が多く当たり前になっているのではないかと思います。タレントの星南さんもアメリカに留学されていました。
更に言うと、当然ですが、わたしが学生だった20年前に比べて、今は留学をする人や海外に行く人が増えてそれ自体が世の中で普通のことであり、特別なことではなくなっています。そして、1型糖尿病の療養もインスリン製剤の改良と血糖管理方法が進化したことで、わたしたちの暮らしはぐっと普通になっているということなのではないでしょうか。

まだ1型糖尿病という病気が今よりも重大であった時代。
そのときは、ともかく生命を守ること、寿命を少しでも長くするということが最大の関心事でありました。
ところが今ではそれがだいぶ叶ってきて、普通の暮らしに近いことができるようになっていて、その証左として海外に渡航するような事も普通にできるようになっています。
ここまで来たので、次の関心事は生命を守ることを超えて、なるべく普通の暮らしをすることとなってきます。
そこで出てきた問題が、進学・就職・結婚などのライフイベントで起こる差別問題であったり、環境に関連することだと思います。
私たちは普通に近い人生を送れるようになっているのに、周囲の無理解のせいで差別を受けることがあったり、不利益をこうむることがある。ここが問題になってきているということ、つまり関心事が遷移したということが、この30年ほどであるのではないでしょうか?
タレントの星南さんの講演で印象に残る言葉がありました。
それは「自分にとって何が心地よいのか?ということをわかって、自分にとっての心地よさを選択して行くことが大切。」
ということです。
1型糖尿病をカミングアウトしたという体験を星南さんが話されていたのですが、決して誰もが病気をカミングアウトするべきと考えているわけではなくて、それが心地よいのであれば言えばいいし、カミングアウトしないほうが心地よいという方もいると思うので、その場合は言わなくてもいい。
自分にとっては何が心地よいかということに合わせていくということが大切とおっしゃっていました。私もこの意見に同意します。
また、そこから発展して、もう一つ思うことがあります。
周囲の理解さえあれば、カミングアウトをした方が心地が良いのに、今のところ、現状ではカミングアウトしないほうが心地よい環境になっているという場合は、環境を改善することも大切かと思っています。その両輪が必要です。
私の場合は主張の強い性格なので、例えば無理解があればそういった環境からは自分から離れます。理解されないのであれば、理解されない環境から自分が離れることによって、理解してくれない人が周りに一人もいない環境になっています。
このことは1型糖尿病には限りません。どんな場面であっても、自分にとっての心地よさを選択して行き、自分が能動的にその環境を選択したり、消極的に心地のよくない環境から離れるということもあると思います。日々五感を使って、それを感じられる自分でいたいと思うし、自分の周囲の方にもその対象を広げ、皆さんが心地よい環境をつくる一員になっていける、そんな自分でありたいと感じます。

このイベントに参加することによって参加者の方々と交流することができ、連絡先を交換することもできました。
1型糖尿病を持っていて、時間もあり、活動もでき。意欲があるのですが、どういった場面でこの意欲を使っていけばいいのかと思っていたところ、今回の主催の団体の先生に声をかけていただき、「さやかさん、参加してくれませんか」と言っていただきました。企画に参加するのか、イベント自体をお手伝いするのか、どのような関わり方になるかわかりませんが、私のできる範囲で、オンラインオフラインでお手伝いをしたり、参加して行きたいと思っています。このような機会をくれた友人にとても感謝しています。

軽食も出していただきました。ごちそうさまです!!

今日もお読みいただいてありがとうございます。
それではみなさま今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。