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「らしさ」


よく考えたらこんなひらがな3つにすっごい便利な意味が与えられているのってすごいですよね。ふじむらです、どうも。

最近になって、急に「らしさ」を感じる超超超素敵な人たちに出会っているので、今までであってきた素敵な「らしさ」とか、そもそもどうしてそんな「らしさ」を素敵に思うのか、何度も話した気がしますが、改めて僕の考えがまとめられたらなと思います。

「らしさ」という言葉の多用により、ゲシュタルト崩壊を起こした皆様、どうかお付き合いください。

この3文字の前になんでもいいので名詞をつけてもらうと、意味にまとまりが出るんですが、要するに「らしさ」とはそのもののもつ性質のことです。

なぜ、僕が「らしさ」に魅力を感じるのか、それは「信頼できるから」に尽きます。

最近通い始めたサークルの先輩に、それはもう、おかしな男の先輩がいて、その人はサークル長をしている人なんです。初めてそのサークルに行って、その人と喋った時にはわからなかったんですが、どうにもその人初対面の人と話すと、気遣いからか少しオーバーリアクションをしてしまうみたいで、何回か喋った後だとちょっとこわばっているのが伝わってくるんです。

それがもうこれ以上なく可愛いんです。本当にうまくやれる人は、オーバーリアクションもせずに自然なリアクションも作って相手に興味を持っている姿勢を示すと思うんですが、

「一生懸命やった結果がちょっとだけ下手っぴでオーバーリアクションになってしまっている」
という状況、本当に愛しく思えると思うんです。

「一生懸命やった結果」というのは、「その人らしさ」だなって思います。下手くそでも、ブサイクでも、気持ち悪くても、「その人らしさ」っていうのは必ず存在するし、それを抑えたり、隠したりして皆生きていると思うんです。

僕の友達には、コミュニケーションが苦手な人が沢山います。一番最初に狼狽えて敬語使っちゃうやつ、のっけからずっとそいつらしさ全開のやつ、様々理由はあれど、どうにも「社会」がその人たちのことをコミュニケーションが苦手だと銘打ってるだけなような気がしてならないです。

相手に合わせるだけじゃない、「その人らしさ」が表れている状態でのコミュケーションの方がよっぽど有意義であると思うし、むしろそういう意味ではコミュニケーションが得意と言えるんじゃないかとまで思います。

要するに「らしさ」とは、「嘘のなさ」とも言えるし、「信頼できる度合い」とも取れるわけです。

僕はほんとうにこれに魅力を感じます。素敵な友達を作るにはこれこそが最も大事だと考えているくらいです。

特筆しておきたいのは、それは別に固有である必要はなく、他のものが同じ「らしさ」を持っていてもなんら不思議なことはないことです。

特殊な人って素敵に見えますよね。それは世間一般には「他人と違うから魅力的に見える」とか、「アイデンティティが保たれている」とかって解釈されるのかもしれませんが、僕的には「その人らしさがあるから」というだけで、その人の持つ力は「自分を自分らしく保つ力」だと思うのです。

別にその人の特色なんて、ありきたりなものでいいんです。「文句言いがち」とか「ダジャレ言いがち」とか、そんなクソしょーもなくてもいい。「風呂入らながち」とか「野菜残しがち」とかそういうのでも全然いい。誰かに合わせるんじゃなくて、自分がどうしたいかを考えて行動した結果がそれなら、それは「あなたらしさ」だし、確実に信頼に値する。そう僕は考えます。

僕は、「え!お前昨日風呂入ってねぇの!?きったね!!くっせ!!(笑)」って笑い飛ばせる自信があるし、「野菜食いたくねぇのわかるけど体調崩すのも嫌よなぁ」って具合に自分の嘘偽りない感情で共感できる自信もあります。

どうか、「自分らしさ」に悩む方がいたら、僕に話しかけてみてください。何か力になれるかもしれません。

(勢いで書いて推敲していない文)

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