学ぶってなんだ。
さて、前回の続きを、たどたどしくも書いていきたいと思います。
そもそも、あなたにとって「学び」ってなんですか。
したくないけど、しなきゃいけないからするもの?
社会に出るために必要な義務?
それとも、新しく知ること、わかること、身につけることがわくわくするから?
わたしたちは、大人になる過程で、いろいろな物事の序列や、価値付け、常識や慣習、ありとあらゆる条件付けによって、物事をありのままにとらえることからかけはなれた暮らしを強いられ、それを疑いもせず受け入れて暮らしています。
だけど、生まれてすぐの子にとって、世界は、そうやってしらけきったわたしたちのように、映ってはいないのです。
そういう、偏見のない感性をもった子達にとって、大人にとって「これは役立たない」「これは有害だ」と勝手に決めつける対象(いろいろありますよね、、ゲームだって、テレビだって、お菓子だって、生活習慣だって、、、)
彼らはそれらから、頭の固い大人がまったく思いもつかない世界を学びとっています。
アンスクーラーは、人生のすべてを、基本的に切り離さないでとらえる生き方。
今は「遊び」今は「勉強」という線引きがない世界です。
それは、大人でいうなら、「仕事」「オフ」の区別がない世界とも言えます。
そういう、曇りのない、いつも自分が「ここにいる」感覚で、
いつもの景色を見渡してみるなら、
囚われの気持ちでいる人が、世界中を観光旅行するよりもきっと、
深いレベルで、世界を感じ取り、その豊かさを知ることができる。
一見美しくない世界のその奥に、透けてみえる「本質」。
それを追うことが、アンスクーラーだとわたしは思っています。
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