アンスクーリングと、愛
一般的な教育で学んでいるのは、規範である。
じゃ、アンスクーリングで学んでいるのは何?
という答えを、
一言であらわすならやっぱり
「愛」
ということになるとわたしは思う。
スクーリングの世界に生きている人が
脳裏に描いている
「愛」と、
本来の意味での「愛」は、
いろいろと異なる。
ほとんど真逆であることも多いだろう。
アンスクーリングについて書くことは、
ほとんど全部この、
「愛」についてのストーリーだと思う。
・・・勘の良い人はもうおわかりだよね。
エーリッヒ・フロムが、
愛は技術
と言ったけれども、
愛というのは、たいていの日本人が脳裏に描くような、
情におぼれた甘やかし、というものとは全く異なる。
愛が持つ、ある種の法則性・ロジカルさ・秩序
といったものが、
個人で私的に体得されていく、
ということが学びの喜びであり、
本質的な生きた智慧を身に着けていく過程そのもの、
という発想が、
アンスクーラーがやっている学びってなんなのか
を知る大きな手がかりになる。
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