Living, Loving, Learning #001
2017年頃、地方移住して岐阜にいた頃に書いた、小さな冊子がでてきたので、多少加筆してアンスクーリングがらみのメモとして載せておきます。
主に、アンスクーリング的な気持ちにぴったりくる本の引用と、そこからインスパイアされた走り書きです。
日常において、なかったことにしている、ささいな感覚。
そこにもう一度意識を向け、その存在をみとめてみるだけで、
どれほど、いきててよかったという気持ちがもどってくるだろう?
昨夜も私は長いことヴェランダに出て、荒い畔と、それに交る雨粒とに身をさらしていた。今朝も期うやって強い風に逆らって立っている。何か烈しいもの、凶暴なもの、嵐のようなものに、ぐっとぶつかって行きたいのだ。そうすることによって、自分を一つの制限の中に閉じ込めている殻を叩きつぶしたいのだ。何という快さだろう!四大の峻烈な意志に逆らって、雲と水と丘との間に屹然と独り目覚めてあることは!
ー光と風と夢 中島敦ー
全肯定することの力強さ。
自分の中に渦巻く気持ち全てを、感じていること全てについて肯定すると、びっくりするくらい大きなエネルギーが沸き起こってくる。
「そんな風に感じちゃだめだ」
「明るいことだけ考えよう」
そうやって締め出された気持ち。
何気なく日々、習慣のように、自分の気持ちを締め出し、大きな集団の求めている気持ちのトーンに自分をチューニングし続けていた時、わたしはとてつもなく大事ななにかをあけわたしていたのではないか?
わきおこる気持ちを取り戻すと、
内からぐるぐると、エネルギーもわきおこってくる。
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