日記 フラミンゴの合理性

 今日、特に理由は無かったんだけど、ふいに思い立って「フラミンゴ」について調べていた。
 俺、よく考えたらフラミンゴのこと何も知らなかったなって。
 なんとなく片足で立ってる奴だと思ってたし、それ以上のことをちゃんと知ろうとしなかった。
 だから、ちゃんと向き合おう。そう思った。

 けど大したアレではなくて、
 ただ体温調節のために片足を引っ込めてもう片方の脚を温めているとか、
 外敵から身を守るために水上で片足立ちしてるとか、そういう感じだった。

 まあ合理的。実に。
 でもずっと片足って疲れない? と思ってwikiを読み進めていたら、なんと彼ら死んだ後でも片足で自立できるらしい。スゴイ。インテリアにできそう。俺がヴンダーカンマー(驚異の部屋)を作ったらそういう内装にしたい。

 生きてる間に自立できるか怪しい俺と違って、死んだ後も自立できるなんてなあ。スゴイなあ……。

 でも、これは確たるソースはないんだけど、あいつら両脚じゃ立てないという話もあるらしい。筋肉の作りが根本から違うのか、両脚でソワソワしてるフラミンゴの動画を見かけた。可愛いな~と思うと同時に、ある種の哀れみも覚えた。

 俺は人間でいいよ。やっぱり。
 自立できない人間でも、そこにしかない誇りがあったんだって。
 そんな気がする。
 いつか俺が自立出来たら、片足立ちフラミンゴの剥製を飾ろうと思う。いつもの部屋に。(宮本浩次)


 最後に……

 これまたふと気になって検索したんだけど、『あつまれ どうぶつの森』に出てくる家具「フラミンゴ」って……


両脚で立つんかい!

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