見出し画像

2023

友達も彼女もみな社会人になった。
挑戦を続けている人もいれば、安定した道を選んだ人もいるが、どちらにせよ大卒の皆にとってこれまでの人生の中でもそこそこ大きな転換期があった1年だったと思う。
社会に出たことで少し背伸びしてるのか本当に伸びちゃったのか何だかみんな偉くなって遠くに行ってしまったように思う。
そんな大事な時に自分は学生を続ける選択をした。今自分が好きなことを好きなだけやるというのは昔から変わっていないし変えるつもりもない。昨年夏頃のあんなに苦しい時期に進学の選択が冷静にできたのは奇跡すぎると思う。

ただ正直ひとつ不安だったのは彼女にとってこの選択がよかったのかということで、この人とずっといることを当然のように考えたときに、社会人にならないことで少なくとも2年間は立場や価値観にズレが生まれるというマイナス面ばかり心配していた。自分が普通に働いていれば今頃もう少し余裕を持って貯金していたり、同棲も始められていたりなんて考えればキリがない。それでも進学を選んだのは、話をした時に彼女が安心させてくれたことがまずひとつ。これはすごく心強かった。あとは、2年勉強だけできる環境にいてからでも社会に出るのは遅くない。むしろその方が自分が社会に対して何かできることが増えると思ったから。大学生の4年間、ずっと何かしたいと思って行動してきたがそれと同時に無力さを強く感じた。だからこそ時間がまだ少し必要だと気づけたのだ。

辛抱強く学びに向き合ってM1が終わろうとする今、いい決断をしたなと昨年の自分に言える状態にあるので安心している。幸い、大学院での時間は面白い。毎週起業家や面白い人の話を聞けるし、メンターはすげえし、東京でのインターンも得るものが大きすぎた。

至らない部分がたくさんあって思い悩んだし、たくさんの人に迷惑はかけたかもしれないけど、その中で多くを経験して新しい目標も出来た。

去年を振り返ったメモには、「2022年は史上最低の1年。それでも楽しかった。」と記していた。去年は何もかも無くして崩れて更地になったけど、その経験でしっかり土は肥えていた。今年はそこに目標という種を植えられたような気はしている。もちろんそれが正解かは今はわからないし、来年以降の行動で正解だと思えるようにするしかない。

ということで2024は「育む1年」にする。
まず、必要以上に遊ばずにがむしゃらに働くこと。学ぶこと。蓄えること。2025以降一気に飛躍するための肥やしになる最後の1年にしたい。何でも飛びつくのではなくて取捨選択して量より質の生活を送る。早起きと筋トレも続けてする。誰に何を言われても自信を持って頑張ったと胸を張れるような年にする。それと同時に、もう少し人に優しく人を想えるようになれればなと。

有言実行でことにあたる、言葉にした上で超えられる人でありたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?