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キャンプへ行った記録

幼稚園で出会った幼馴染とキャンプに行った。

小学校にあがると同時にわたしは引越しをしたので、親同士仲がいいとはいえ、幼稚園の卒業以来あまり会っていなかった。高校時代、共通の知り合いのInstagramでたまたま彼女を発見し、久しぶり!とDMを送ったことがきっかけでよく遊ぶようになって今に至る。お互いに幼稚園時代から顔も性格もあんまり変わってないところがなんとなくおもしろい。

その幼馴染からキャンプに行こうよと誘われ、3回の延期の末に行ってきた。

愛知県の知多半島の方にあるキャンプ施設へ向かった。3ヶ月ぶりに会ったので、近況報告をしながら運転してもらった。道中、昼夜朝分のごはんをスーパーで買い(店名で「でっかいどう!」と謳っているだけあって大きなスーパーだった)、海が見えたら嬉しくて騒ぎ、通らなくていい有料道路を通ってしまって、再びお金を払って引き返し、なんやかんやあって着いた。

13時に着くはずが14時になってしまったので、お腹がぺこぺこだった。とりあえず腹ごしらえをしようとテントも立てずにラーメンをつくって食べた。外で食べるラーメンってなんでこんなに美味しいんだろう。卵がいいかんじに半熟でうれしかった。わたしは半熟卵が好き。この時点で既に最高だねー!たのしいねー!と2人でにこにこしていた。

ご飯を食べたあと、テントとタープを立てた。テントやタープが飛んでいかないようにペグを打つのが少しコツが必要だった。わたしの方がペグを打つのが上手だったので、だいたいわたしがトンカントンカンしていた。

テントとタープを立てたらゆっくりする暇もなく夜ごはん作りをした。はやめはやめに動かないと日が暮れてしまうし、消灯時間になってしまう。多分、のんびりしながら忙しなく動かなければいけないことがキャンプの醍醐味なんだと思う。ゆっくりしながらもやることがいっぱいあって忙しいみたいなやつです。適当に言っています。

メニューは、カルボナーラソースでつくるリゾット、ちくわのユッケ、餃子の皮でつくる明太子ピザ、トマトとエビのアヒージョだった。

飯盒炊爨は小学生の頃の野外活動以来だった。結構コツがいるイメージだったが、メスティンと固形燃料を使ったら、ほぼ放置してるだけでできた。多分焚き火の調整が難しかったんだろうなと思った。ちくわゆっけ、リゾット、明太子ピザ、アヒージョ、全部めちゃくちゃ簡単にできたのに、めちゃくちゃおいしくて、キャンプ飯ってすげー!となった。楽しさと非日常感、外で食べるということがスパイスなのかもしれない。

片付けをして、シャワーを浴びて、21時に消灯し、小さな声で喋り、22時には寝た。

7時に起きた。テントから出たら、周りの人たちが朝ごはんの片付けをしていてびっくりした。早すぎる。ホットサンドを2種類つくって、焼きマシュマロをした。マシュマロが焦げているように見えるが、焦げないとただのマシュマロだった。焦げの味はしなくて、ブリュレみたいな味がした。マシュマロをひとり11個食べた。食べすぎ。ちなみにマシュマロの写真が、このキャンプ中の写真で1番綺麗な気がしている。お気に入り。

せっかくここまできたし知多半島を満喫しようということで、海とカフェと海鮮丼屋さんに行った。

海はそこにあるだけでみんなに見られてすごい。しかも大多数から喜びの感情で見られてすごい。わたしと幼馴染ももれなく海が見えるだけで大喜びだった。

海で泳いでいる人たちをみながらわたしたちは足だけパチャパチャした。時々高い波がきてスカートが濡れることが意味もなく嬉しかった。最近、濡れたら乾かせばいっかー!家に帰って洗濯に出せばいっかー!とりあえず入ろうぜ!と思えるようになったのだが、人生の楽しみ方がわかってきたんだなと思う。友人がみつけた緑色のシーグラスが綺麗だった。

海鮮丼屋さんは、大きなエビフライが名物らしかったので海鮮丼とエビフライを食べた。エビフライ、はじめてみる大きさだった。プリプリというよりブリブリだった。歯応え。タルタルソースをかけていただいた。

旅行マジックで、普段高くて買わないコンビニのスムージーを飲みながら帰宅した。すごくいい2日間を過ごした。また頑張れる。ずっとゲラゲラ笑いながら楽しくすごせてよかった。幼馴染に感謝ー!!!

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