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Vol.64 売れないセールストークの典型を見た

皆さん、こんばんは!今日は久しぶりに自宅でゆっくり過ごしていました。昼過ぎのことですが、ソファで横になり、ウトウトしていると携帯電話の着信コールが鳴りました。手に取って画面を見ると、見知らぬ番号が表示されおり、その場合は一切電話に出ないと決めていますが、たまたま機嫌が良かったこともあり、今回は電話に出てみることに。すると、電話越しから野太い声の営業マンが不動産投資の勧誘を口にしてきました。

営業電話の場合は開始30秒以内に関西弁で捲し立てて追い払いますが、どんなセールストークを展開するのか興味があったので暫く付き合ってみました。

話を聞くと、「長生きリスクに備えておきましょう。」「貯蓄より投資の時代ですよ。」「相続税対策になります。」とありふれたセールストークで、全く心に響かない。ストーリーを紡いだ人情味溢れる話術なら引き込まれていたかもしれませんが、壊れたロボットのようにトークをされても雑音にしか聞こえません。

そもそも私がどんな属性の人物なのか全く分かっていないし、聞いてこようともしない。売れない営業の典型をまざまざと感じさせました。

時計を見ると5分ほど経過していたので、ブログのネタになったことに感謝しつつ、丁重にお断り致しました。

私がもし営業マンとして電話でセールストークをするなら、相手がどんな人物なのか事前に徹底リサーチをしますし、何に興味があるのか、好きなのか、それらを売りたい商品に紐付けて話をすると思うのです。

というわけで、まとめます。

◯大言壮語なセールストークでは、相手に白々さを感じさせる。
◯ストーリーを紡いだ話術で相手を引き込む。
◯場当たり的ではなく、事前のリサーチで広がりを持たせる。

日々是好日