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音楽とはなにか、特に私達が普段好んで聞いている音楽ってなんなのか、考察

音楽ってなんなの?

私は時々考えます。


考えると意識が向かうのか、テレビとかいろんな情報が入ってきたので、まとめてみます。


特に、私達が、なぜ人の作った音楽を聞くのかについて考えました。


1、カッコいい

音楽は、特に私達が好んで聞くのは、カッコイイ音楽です。

聞いていて痺(しび)れるから。


2.音楽はファッション

その楽曲は、みんなが聞いてるから聞きます。

今流行ってるから聞いて、それにハマったりもします。

スクールカーストや情弱(じょうじゃく、情報弱者)にならないために聞いたり、みんなとつながるために聞きます。


3.音楽はノイズ・キャンセル

騒音を除外するために聞きます。

沈黙という騒音も遮断。

沈黙は心のうるさい声が聞こえ、落ち込むので、音楽で心を空っぽにします。

一人暮らしでテレビをつけっぱなしにするのと一緒です、

耐え難き騒音。

家族の音、現実逃避。


4.音楽は弛緩(しかん、リラックス)


これはためしてガッテンでやってました。


音楽には「弛緩させる作用」がある。

弛緩とは、緊張(きんちょう)の逆です。

アドレナリンのでる緊張は、自律神経のうち、交感神経が優位になります(正しくはノルアドレナリン、日本的にはノルエピネフリン)、

弛緩は、副・交感神経が優位になります。

2つはバランスを保って存在する。

寝る時は副・交感神経、活動したり、戦闘モードだと交感神経に切り替わる。

音楽は弛緩のほう。


私はこう思った。

現代社会で、常に戦闘モードになってしまった現代人。

家にいても努力してしまう。

不安から。

それを忘れさせるのが音楽。


リズムに乗ると生産性すら上がるという(皮肉な話)。


ためしてガッテンでは、

パーキンソン病で、最初の一歩が踏み出せない高齢女性に、音楽を聞いてもらいながら、歩き出してもらうと、

嘘のように一歩がすぐ出て、歩き出せた。


これは、この女性だけ当てはまったのかも。リズム感がよいひとだったのかも。

私はこの回は見てなくて、又聞きだが、

音楽には、リズムに乗って、体を弛緩させ、余計な力を抜いてくれるのでは、と思った。


これこそが、

現代社会に必要な要素なのではないか。


まとめ

私が音楽を聞くのは

エクスタシーだから(定義1)。

幼児の頃から、クラシック音楽で恍惚もしていた。


自分の歌う声が体に響き、

感動し、涙が出た。


高校の時、音楽依存(いそん)に陥(おちい)った。

お風呂以外、イヤホンを外せなくなった(定義3)。

色んな意味で醜い現実から逃避できた。

もうこれ以上余計なことを考えさせないための音楽。

聞いてるようで、ほぼ10時間くらいはまともに聞いてなかっただろう。


「詩」を聞くのも音楽だろう。


とても単純な言葉で、言葉足らずで何かを伝えようとしている。

刺さる言葉。

言葉がないと、退屈に思えるときもある。


「声」も重要。

生きた楽器だから。

感情がこもる。


演奏も大事。

ハート・ストリング(心の琴線)に触れるような演奏がある。

これは痺れるという点で定義1に当てはまる。


そして、ためしてガッテンからわかったのは、

私の心を無意識レベルでほぐしてくれている、

ということ。


いまだなお、苦しい現実、またはあまりに恵まれすぎて苦痛を感じずにいられない都会の生活において、

退屈でうつろな目の私を

一瞬、輝かせるもの。


思わず、踊り、口ずさみ、活気に満ちるもの。


音楽は、勝手に無意識レベルで働きかける。


視覚とはまた違った角度から不意打ちに。


音楽を聞くと映像が思い浮かぶという人たちもいる。


目の見えない人にはご馳走かもしれない。


赤ちゃんの声もごちそう。


家族と会話するのもしかん。


朝の、寝ぼけまなこの、鳥の声も。


音楽はどこにでもあり、愛がかくれている。


以上が、私の中での音楽。

特に、私達が、人の作った音楽を聞く理由について考えたものです。


自分の演奏する音楽、自分達の作り出す音楽(日本では俳句など)についてはまた別です。


お読みいただき、ありがとうございました。


※2022年2月26日追記:ためしてガッテンのパーキンソン病の女性が聞いて歩いたのは音楽でなく、メトロノームのカチカチという音でした。しかしリズムの乗ったという点では同じとみなしています。







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