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【Queenを歌おう】「ミスファイア」シンガロング用カタカナルビ入り【一人カラオケ推奨】

この記事はお子様が読んでも大丈夫なように配慮しています。

上記の企画で、セクシーでスパイシーな雰囲気のクイーンの初期の曲「ミスファイアー」を和訳・分析したら、この曲にすっかりはまってしまいました。

分析した元記事はこちら。和訳もこちらからどうぞ。

はじめに

若きジョン・ディーコンさんの記念すべき処女作であり、クイーンのサウンドがハード・ロックよりから、ちょっとポップに変わってきた分岐点になるかと思います。


英語の勉強にもシンガロングはとても有効です。


この作品は詩が少々セクシー路線ですが、単語が単純で、短く、フレディの発音は明瞭かつ正確、歌い方もすばらしい

大人の英語学習にもってこいだと思いました。


シンガロング用カタカナルビ

では先にカタカナ語でシンガロングできるようにルビを振ったものをお示しします。

ぜひ一緒に歌ってみたり、つぶやいてください。

Queen Official- Misfire (Official Lyric Video)

"Misfire"
Written by John Deacon

(コーラス:サビ)

ドン・ユー・ス・ファイアー
Don't you misfire

フィーィ・アーアー(プ)
Fill me up

ウィ(ズ)ザ・ディザイアー
With the desire

トゥ・キャーィ・オオーン
To carry on

(verse 1)

ドン・ユー・ノー、ハァーニー
Don't you know honey,

ザッ、ラブ、、ゲェーイン(ム)
that love's a game

イッツオーウィズ、ヒットミィー(ス)
It's always hit or miss,

ソー、テイキュ、レェーイン(ム)
so take your aim
ガットゥ、ホードン、タイートゥ
Got to hold on tight,

シューミー、アウダ、サーハァーイ(トゥ)
shoot me out of sight

(コーラス繰り返し)

Don't you misfire...

(バックコーラス)

う~、うぁ~

う~、う~、う~、うぁ~

(コーラス繰り返し:キー上昇)

Don't you misfire...

(verse2:ファルセット)

ヨ、ガン、ニズ、ロゥデッド
Your gun is loaded, 

アン、ポインティン、マイ、ウェーイ
and pointing my way

ゼズ、オンリィ、ワーン、ブーゥレット
There's only one bullet, 

ソー、ドン、ディレェーイ
so don't delay
ガートゥ、ターイ、ミー、ラァーイ
Got to time it right, 

ァーイ、ミー、スル〜〜ザ、ナァーイ
fire me through the night

(Outro)

カモーン、テイクァ、ショット
Come on, take a shot

ァイアーー、ハイ、アー
Fire me higher

ドン・ユー、ミス・ディス・タイ
Don't you miss this time

プリーズ、ドン、ス、ファーアーアーアーイヤァー
Please don't misfire, misfire


以上がシンガロング用カタカナルビ入り歌詞です。

歌い方のポイントは、太字になっているところに注目してください。


韻(いん:ライム)を踏んでいます。


歌い方ポイント解説

例えば、コーラス部分は、

ドン・ユー・ス・ファイアー
Don't you misfire
フィーィ・アーアー
Fill me up
ウィ(ズ)ザ・ディザイアー
With the desire
トゥ・キャーィ・オオーン
To carry on

1行目と3行目の最後が、ミス・ファイアーとディザイヤーで、「ィ・アイアー」が語尾の基本です。

間に挟まれる2行目と4行目の最後は、「アーアー」と「オオー」です。

また、1行を4拍で表すと、2拍目はどの行も「イ」が母音であるのもリズムを生んでいます(スファイアー、ーアーアー、など)。

(あと、1行目の"Don’t you"は、ドンチューでなく、なぜかドンユーと発音しています。意味がありそうです。そういう発音の人もいますが。)


コーラス以外の詩(verse)の部分は、1番も2番も、語尾が

エーイとアーイが基本です。

(verse1)

ドン・ユー・ノー、ハァーニー
Don't you know honey,
ザッ、ラブ、、ゲェーイン(ム)
that love's a game
イッツ、オーウィズ、ヒットミィー(ス)
It's always hit or miss,
ソー、テイキュ、レェーイン(ム)
so take your aim

ガットゥ、ホードン、タイートゥ
Got to hold on tight,
シューミー、アウダ、サーアーイ(トゥ)
shoot me out of sight

(verse2)

ヨ、ガン、ニズ、ロゥデッド
Your gun is loaded, 
アン、ポインティン、マイ、ウェーイ
and pointing my way
ゼズ、オンリィ、ワーン、ブーゥレット
There's only one bullet, 
ソー、ドン、ディレェーイ
so don't delay

ガー
トゥ、ターイ、ミー、ラァーイ
Got to time it right, 
ァーイ、ミー、スル〜〜ザ、ナァーイ
fire me through the night

エーィ:game, aim/ way, delay(2,4行目)

アーィ:tight, sight, right, night(5,6行目)


また、1番も2番も、それぞれリズム感を生む仕組みがなされています。


例えば、詩の1番なら

ドン・ユー・ノー、ハァーニー
Don't you know honey,
ザッ、ラブ、、ゲェーイン(ム)
that love's a game
イッツ、オーウィズ、ヒットミィー(ス)
It's always hit or miss,
ソー、テイキュ、レェーイン(ム)
so take your aim

1行目と3行目は「イー」で終わりますが、直前の母音は「ア」であっています。(ニー、ヒットオ

2行目と4行目も同じくで、「エイン(ム)」の一個手前の母音がほぼ「ア」です。


他にも、細かく言うと、

1行目の、「ドォゥン」(ユも?)「ノォウ」や、

2行目も、「・ラブ・」(厳密には違う発音ですが)。

3行目も、「イッ、オーウィ、ヒッァ、ミィー()」

は、最後が子音で終わっています。(ts, z, t, sと歯に擦れるような発音)

(それがさらにリエゾンのように、

「イッ、ツォー・ウィ・ズィットァ、ミ~」、と後ろの母音とつっくいてよく聞こえます。)

4行目の最初の「so」は、前の「miss」とくっついて発音されます。

(つまり3行目の最後は「ミィ~」であり、4行目は「ソゥ」から始まる。)


これ以上説明すると何が何だか分からなくなるので、余裕があればご自身で法則性を見つけてみてください。

洋楽を歌う力や、英語力がつきます。


詩の2番のファルセットのところも、後半「アーイ」と伸ばしまくり、とてもポップです。

感じてみてください。


最後に、最後の部分だけ補足させてください。

(最後)

カモーン、テイクァ、ショット
Come on, take a shot

ァイアーー、ハイ、アー
Fire me higher

ドン・ユー、ミス・ディス・タイ
Don't you miss this time

プリーズ、ドン、ス、ファーアーアーアーイヤァー
Please don't misfire, misfire

こちらも、コーラスと同じく、2行目と4行目の最後で、「ィアイアー」で韻を踏むのが基本です。

それ以外は行内で韻を踏むようで、

1行目はcome on take a shot、

2行目は、「アイアー」、ィ、「アイアー」。

3行目は「ミス・ディス・タィン(ム)」はリズムよし。

最後はバック・コーラスの「ぅあ〜」に合わせて「ファーアーアーイヤ〜」ですね。


 まとめ

以上がざっとしたポイントですが、習うより慣れろで、一緒に歌うことでリズム感を感じてみましょう。

和訳のように、銃が出てくるところは焚き付けるように歌ってみてください!






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