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オタク気質とかDTMとか

坂下あわびです。
毎日暑すぎますね、オリンピックももう終盤戦なのでしょうか?
毎日アスリートたちの鍛え上げられた肉体にほれぼれする170センチ53キロの坂下あわびです。
ないものねだりといいますか細身な方なので昔からシルベスター・スタローンやプロレスなどなど筋肉の権化のようなものが大好きです。
性格も内気でオタク気質なのに正反対の激しい音楽を好んだり。

例えば子どもの頃にかっこいい!と初めて夢中になったのはロックミュージックでして、それはそれはいろんなものを聴きあさろうと努力して、90年代後半に中学生だった私としては今のようにサブスクなどない時代は好きなバンドのシングルCDのB面にしか入っていない曲や80年代のロッキンオンなどを手に入れるため、大阪駅前ビルや日本橋の中古レコード屋や古本屋などを大学の帰りなどほぼ毎日巡っておりました。僕の学生時代はほとんどその思い出です。

激しいものや感動を求めてるのにやってることは中古レコード屋巡りの草の根活動という、やはり生粋のオタク気質です。


閑話休題。

音楽を作るのが好きです。
聴くのも好きですが作る方がもっと好きです。
中学でギターを初めて、軽音楽部のある高校へ進んでから30手前ぐらいまでずっとバンド活動をしておりました。
大学に入ってからは軽音部のノリが嫌いで(みんな酒飲んだりはしゃいだりモテたいだけだろと思ってました、多分まちがってない)
軽音部には入らず、バンドを友人と立ち上げましてみんなで曲を作って大阪や神戸のライブハウスに出演していました。東京や千葉、愛知、福岡なども行きましたね、すごく楽しかったです。

バンドをやっていた頃に簡単なデモテープをループのドラムに打込のベース、ギターをMTR(Mulch  Track Recorder=多重録音機)というやたらにゴツいBlu-rayレコーダーのような機械に録音して作ったものをメンバーに聴いてもらってバンドでアレンジしていく…という作業をしていたのですが解散してからでもこれがあればひとりで録音できる…と踏んでいたところであちこちスタジオに持ち歩いていたために故障。

曲作りできなくなる…と焦って新しいMTRを買いに楽器屋さんに行ったところ、『今さらMTR買うならDAW(Digital Audio Workstation)のソフトを買ってDTM(Desk Top Music)の環境を整えた方が絶対にいいですよ!』と楽器屋さんに言われまして。

DAW?DTM?なんのこっちゃ?とアナログ人間の私はちんぷんかんぷんでしたが、とりあえずこれからの時代はそっちの方が良いのなら…と、

なぜがMTR一台を買いに行ったはずなのにMacBookを買って帰るという奇行に走ったのですがいざ始めてみるとまぁおもしろいのなんのって!

結局MacBook Pro内にDAWのシステムを構築して、別途ドラムのプラグイン音源やらMIDIキーボード、リズム打込用のパッド、ギター録音用のマイクやらオーディオインターフェース、モニタースピーカー、モニターヘッドホン、各種マイク類…10年くらい前からDAWでの音楽づくりに以降しましたが今ではノート型とデスクトップとパソコン2台をフル活用しまして、もう軽く100万円以上掛かったような気がします。。

MTRなら3万くらいで買えたのに…。

もちろんDTMという言葉くらいは知っていたのですが、トランス音楽やエレクトロニカを作るものだと勝手に思っていたのですが普通にバンドの音が作れます

多分、普段よく音楽を聴いている人にも『これコンピュータで作った音だよ?え?ドラムもオルガンもピアノもなにもかも!』って言わないと気づかないと思います。

もちろん普通にマイクを立てでパソコンに繋げばアコギで弾き語りも録音できますし、その気になればオーケストラだって録れると思います。

でも一応、元バンドマンとしての矜持といいますか、こだわりはあるのです。ギターとベースはちゃんと楽器を使ってマイクを立てて録音しています。

やっぱりギターを長年やっているのでわかるんです。コンピュータに打ち込んでではなく、ちゃんと楽器を使って弾かないと出せないニュアンスがあるんですよね。うまく説明できないんですけど特に弦楽器は。

知り合いのプロのドラマーが「ドラムとベースは打ち込みでも区別がつかない」と言っていましたが、弦楽器を弾いている人間からしたらベースは区別つきます。打ち込みのベースは肌に合わないというか気持ち悪く聴こえてしまいます。

支離滅裂なのは百も承知ですがコンピュータに触れているからこそ生のドラムの音と打込みのドラムの音もいくら生っぽい音にしても区別つきます。

それはいくらDTMにはまってもやはりバンドで人間が呼吸を合わせながらいっせーのせっ!で録ったものには勝てません。

散々持ち上げておきながら手のひらをひっくり返すようですがやっぱり音楽はバンドサウンドが好きですね。

いくらデジカメが高性能になろうともフィルムで撮った写真に惹かれてしまうことはございませんか?
アニメを見てセル画で作られた絵を見て温かみをかんじることはございませんか?

生に勝るものは無し、しかしこれも毛嫌いしていたコンピュータに触れたおかげで気づけたことだと思っております。つまりやってみないとわからないです、何事も。

長くなってしまいましたが今日のお話はこれでおしまいです。

坂下あわび

今日の写真(2021.8.2)
すこしですが陽が落ちるのが早くなってきましたね。

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