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不変の「自分」なんてものはない

東洋哲学の本を読んだ。
表現を含め、とても面白く、
読みやすかった〜

この世は、フィクション。
不変の自分、なんてものはない。

「自分探し」のようなことを、ずっとしてきた私にとって、心の重荷が軽くなるような考え方だ。

何より、何百年、何千年前から、
人間は同じようなことに悩み、考えてきたのに、
そこから脱出できていないこと。

(ご先祖さまの智恵、もっと引き継がれてもいいよね…)

結局、やりたくてやっている、
ということなんだろう。

話は戻るが、
自分の見る、感じる世界がすべてフィクション
なのだとしたら。

その物語、エピソードをどうみるか。
それは、その人次第なんだな。

正しいとか、間違ってるとかは、
ない。

たとえば、

昨日、電車に乗っていたら、
車両に蜂がいた。

私はこわいなぁ、と思ったけど、
蜂に気づかない人にとっては、
その車両は、
いつもの、なんてことない車両なんだ。

この世がフィクションなのであれば、
目を閉じて、もう一度開けたら、
目の前にいる人が、
違う人に変わっていたりして。

そんな実験をしてみたけれど、
変化はないようだった。
(間違い探しレベルの細かい変化でなければ)

とにかく、
この世界をどうみるか、は
その生きもの次第なんだ。

全てがひとつ
ひとつの中に全部がある

まだまだピンとこないし、
言葉にならないけど、
この本を読んで、
また一つ「ほぉ〜」ってなって、
深まった気がします。