Dion.
年下嫌いだった私が12歳年下の夫と出会い、妊娠するまでの全てを書き綴りました!
日本人が海外に亡命したらこうなった!? ✱購入せずにいいね・フォローはノンリアクションです
サプリメントを飲むのが次第に苦痛と感じてしまうようになってきた。 やっぱこれだけの量を毎日飲むのは辛い。 普段から“毎日これだけは欠かさない”ってもの私にはなかったから、病院で処方された薬だって気がつけば飲み忘れてたりするし。 あとカプセルの匂いね、そのカプセルもまた結構大きいのを1回で3個とかさ、泣けてくるよ。 量も量だし、吐きそう。 「頑張れって!!」 サプリメントの時点で夫とこんなに差があるのはどうしてだろ? 私はこーんなにも飲まなきゃなのに、夫はたったのそれだけ。 妊
「葉酸は妊娠前から飲んどかなきゃらしいから、今のうちに葉酸でも飲み始めれば?」 葉酸、ねぇ? サプリメントといえばアンティーチョークとビタミンを続けて飲んでた、と言っても始めたのはごく最近だけど。
「諦めんなよ!」 夫は諦めが悪い、しぶとい、粘着質、だからこうやって私から離れずにいる。 「俺には“お前を諦める”とか、そういうトチ狂った考えはないから。」 ちょっと何を言ってるのかわかんないんですけど。 そこでついに、排卵誘発剤を個人輸入して飲んでみることにした。 処方されてもないのに自己責任で飲む、というはリスクが大き過ぎるから私は誰にもお勧めはしない。
ニュージーランドに来てからはまず生活に慣れるので精一杯の毎日で。 日本人はニュージーランドが大好きらしいけど、私にはどこがどうそんなに魅力的なのか少しもわからない。 早くオランダに帰りたい、ただそれだけ。 適当に過ごしていても時間ばかりはあっという間に過ぎて、気がつけば12月……私は妊娠3か月目を迎えた。 これは私にもどういうことか正直よくわからない。 実は私ニュージーランドに来てからバルトリン腺嚢胞を再発させたり、膀胱炎や尿路感染症を起こしたりしてたし、あと視力の悪化、ね。
あれから、確かに私と夫はMessengerをすることがなくなった。 だって、ずっと一緒にいるからね。 最初は回数を指折りしていた夫も“もう回数わかんなくなった!”って。 生理は毎月ちゃんと定期的にあってたからその生理と生理の間を何度も埋め尽くすようにやって。 それはまるで私を貪るような夫の性欲と“俺の子を妊娠して!”っていう本能になされるがまま。 こんだけやってればいつかはできてしまうでしょうねと思ってたのに、何だか様子がおかしいと次第に私は思い始め。 ねぇ、排卵日は? も
夫と知り合った当時、夫はまだ29歳―― この時の私たちはお互いに恋愛感情なんてなければ、本当に必要事項のみをやりとりをしていたし、目的がずれるなんて思いもしなかったし。 間もなく夫が30歳の誕生日を迎えたと知って、12歳年上である私は単純に“じゃあ今度お祝いに一杯ご馳走しますよ!”と。 2018年3月12日㈰ 夫は公園で趣味のカメラをいじると言っていて、私はショッピングセンターで軽く買い物をするつもりで。 て、それ道路をひとつ挟んだだけの距離だったり。
私のホームドクターは大きな住宅地にある小さな、小さな診療所で月~金曜日の午前中が9:00~10:00a.mと午後が14:00~15:00p.mだけ…やってた。 やってるだけまだマシ。 そこだと保険証と住民登録カードを見せれば無料で診察が受けられるもんだからいっつも混んでるの。 それなのに日曜日の私の体ってったらもう限界でさ! あまりの痛さにいてもたってもいられなくなった私は夫を置いたまま家を飛び出して、近くの清掃員を呼び止めに掛かるほどよ。
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