縁がなかった
私は、「つまずいたらやめる」という取り決めをしている。
生命保険の契約で何度も書類の追加提出を求められたとき、最終的に審査は通ったが契約は辞退した。
新車の納車でディーラーに向かう途中、事故で電車が止まったときも、「伺えないので納車は後日改めて」と電話した。
この時は、ディーラーさんに「お待ちしてますので!」と食い下がられ、仕方なく受け取りに行った。
佳き日取りを選んで決めた納車日だった。私だって日を改めるなんてことはしたくない。
それでも、「すんなりいかない」となれば、残念だが諦めようとなるのが私だ。
すんなりといかないことは、誰かが「やめとけ」とブレーキをかけている。
そう思えば思うほど、リカバリー(復旧)ではなく、リトライ(再試行)なのだ。
だからさっき、勧められて購入してまだ1回しか使っていない美白美容液のふたが緩んでいて、中身が一滴残らず漏れていたことも、神の思し召し。
買い直し? もう二度と使わないよ。こんなにつまずいたらね。さようなら。
今は、その美白美容液がぶちまけられた、100均のサンリオの巾着袋のシミの方が気になっている。
洗い流して終わり。洗うの面倒。高い買い物すぎた。
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