トルクーヤのお話
この人、トルクーヤさんです。
この鳥、ではありません。
この人、「人」です。
メキシコの覆面レスラーなのですが、公式プロフィールには何故かその記載がありません。
ただ、ヤクルト移籍前の所属は「アレナ・メヒコ」(メキシコのプロレス団体が所有する体育館)となっていますので、この情報は正しいと思われます。
何故、メキシコのプロレスラーが神宮球場に居るのかというと、そこにもう1羽(こちらは鳥)のマスコット、「燕太郎」(えんたろう)と関係があります。
燕太郎(2005ー2013)が引退する際に後を託したのが、スポーツバーで意気投合した、このトルクーヤなのです。
燕太郎の引退については、「実は馘だった」というまことしやかな噂がヤクルトファンの間でささやかれています。また、燕太郎はあのバファロー・ベルタソ様にセクハラを働くという、お騒がせマスコットでもありました。
燕太郎の話は、いずれまた。いや、しません、別に。
さて、極めて稀な「人のマスコット」、トルクーヤは、ブレイクダンスが得意なプロレスラーです。
いつも飛んでます。
そして今日は、ひとりで神宮を支えました。
麗しいのですわ、この人。
コロナ前は、大きなマイ傘を片手に、スタンドをずっと歩いていました。
今はまだ、それが復活してはいませんが、トル様が神宮にいるその風景は、つば九郎とつばみの代わりに留守を預かるなどということでなく、神宮の日常なのです。
背番号見えてないけど「0698」ですよ。
(2022/4/22 23:54初稿 一部改変・転載)
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