気になる男 並木秀尊
本日の一球速報が、日刊スポーツの記事で確認できました。
東京ヤクルトスワローズ 対 横浜DeNAベイスターズ
練習試合
1回裏
1番並木 カウント1-2から三塁内野安打
4回裏
1番並木 2-1で投失。無死一塁
2番元山 初球で並木がスタートし、二盗成功。無死二塁。2-2で中越え適時二塁打で先制。無死二塁
1番・並木秀尊は、初回の攻撃で出塁します。
その出塁の仕方が、いいのです。
内野安打。
北海道日本ハムファイターズの「サニブラウンに勝った男」、五十幡亮汰くんは、スワローズジュニア出身です。
足の速い選手が大好きなヤクルトファンは、てっきりヤクルトに入るものだと思っていました。
「先に獲られた!」北海道日本ハムファイターズが2位指名したとき、世の中そううまくはいかないものだな、などと思ったものです。
しかし、ヤクルトが5位指名した、並木秀尊くんのプロフィールを調べると、出てきました。
「サニブラウンに勝った男に勝った男」
何というパワーワード。あの、足で有名な、五十幡くんより足が速い!?。
大学日本代表候補の合宿で、手動計測ながら50m走5.32秒をたたき出した、並木くん。5.42秒だった五十幡くんに勝ったのでした。
五十幡くんをマイボーイにできなかったことも忘れ、ヤクルトファンは沸きました。
そんな並木くん自身も、「自分のアピールポイントは足」と言っています。自分の強みを分かった上で、試合に出ていたのでした。
私は神宮で、どんな凡打でも全力で走る、雄平という選手を見ています。
雄平は、ベテランと言われる歳になっても、手を抜きません。
だから、三遊間の深いところにいったゴロが、内野安打になる場面をたくさん見てきました。
「間に合った!」あの瞬間の喜びと、雄平のかわいい笑顔。これが神宮の野球です。
内野安打。いい響き。
そうして塁に出た並木くんは今日、盗塁をし、先制のホームインを決めました。
ベンチに戻り、エアハイタッチで迎えられた並木くんは、もうヤクルトの選手でした。
1番・並木と、2番・元山飛優は、2020ドラフト同期の同級生です。並木をホームに還したのは、元山のタイムリーツーベースでした。
何ですかこのコンビは。並木くんと元山飛優は、韓流ドラマでニヤつく場面が同じという、心通い合う親友です。
出会って2か月ほどしか経っていませんが、お互いを「ひゆう」「パッキャオ」と呼び合う仲になりました。
パッキャオ。これが並木くんのあだ名となるのでしょうか。ファンも、「パッキャオ」呼びですか?どうしよう。
そんなことにまで思いを馳せる、気になる男になってしまった、並木くんの話でした。こんなに気になるなんて、
夢に出てくるんじゃないかしら。
R3.2.17 wed.
S 2-1 DB
ANA BALL PARK 浦添
\すわほー/☂
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