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金久保優斗0 C×S△23回戦

金久保優斗 投手(3年目・右/左)

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かなくぼゆうと 1999年11月4日(20歳) 183 cm/74 kg
東海大学付属市原望洋高等学校-東京ヤクルトスワローズ

怪我から始まったプロ生活。3年目の今年、初めて一軍登録され、中継ぎとしてデビューを果たしたのが10月22日木曜日のことだった。
中6日の今日は、先発として高津監督が起用した。

高津臣吾は、二軍監督としてリハビリ中の金久保優斗くんを見てきた。金久保くんが高校時代、どんなピッチャーだったかは調べれば分かる。そこから、どう育てるかを見据えた上で獲得したはずだ。しかし、肘の手術後、育てるまでに至らない日々が続いてしまった。高津臣吾は、どんな心境だっただろうか。
甲子園出場も果たしたエリート高校生をどう復活させるか。それを考え続けた2年間ではなかったか。
よく見限らず、ここまで導いてくれた。ファンは感謝しかない。

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金久保くんの投球は、とても落ち着いている。度胸があるピッチャーなのか。そんなことも、私は知らなかった。

今日のJ Sports 1の解説は、ミスター赤ヘル山本浩二。実況の広島テレビ小野宏樹アナウンサーとともに、金久保くんのことを「丁寧なピッチング」と褒める。
丁寧なピッチング、か。たしかに、140km/h台のストレートと、変化球を織り交ぜた、丁寧なピッチングだ。なにより、それを支える制球力がある。
まだ二十歳なのに、それが備わっているのか。どれだけスーパー高校生だったのか。

4回までノーヒットの完璧なピッチングを披露した、金久保くん。
これは、まさか!今季2人目のノーノー!?
5回、ヒットを打たれ、その夢は消えたが、それはいい。まだまだ未来があるのだ。これからいくらでも。
そんなことを思わせる、若さと強さのあるピッチャー、金久保優斗。今日は勝ちがつかなかった。
それだって、これからいくらでも。

先発デビュー。5回1安打無失点。今日の写真は、0枚。視聴観戦は、そうなる。私が画面の中に入っていくか、金久保くんが神宮に帰ってくるか。一軍デビューの写真は862枚。次は、何枚か。

R2.10.29 thr.
C 3-3 S
マツダスタジアム


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