見出し画像

そうだった。野球のある日々 ●S×G○3回戦

昨日は、6回に逆転して勝った。
一昨日は、9回に逆転されて負けた。
先一昨日は、サヨナラ勝ち!
その前は……

どうして勝つ日と負ける日があるんだろう。
どうして勝ち続けられないんだろう。
どうして、どうして。
こんなことを考えるのも、当然、今日負けたからだ。
どうしてウチは今日、負けたのだろう。

先発は、山田大樹。シーズン二度目の登板だ。
前回の登板は、1週間前の6月21日。山田大樹は7回3失点で負け投手となった。
3失点は、大きい数字かも知れない。ただ、ウチが4点入れていれば勝てる数字だ。失点は、得点で補う。それができればよかった。
実際、山田大樹の投球内容は悪くなかった。低めに集める制球力が光る、ナイスピッチングだった。

2回、フォアボールとヒットで満塁にしたあとの押し出しを皮切りに3点を取られてしまう。その回にベンチは投手交代を決断。山田大樹は1回2/3、3失点で早々にマウンドを降ろされた。
2番手の寺島成輝がさらに2点を献上し、序盤も序盤に5点ビハインドの試合展開となった。

驚いたのは、2番手の寺島が5回までのロングリリーフを務めたことだ。6連戦の後だ。いくら明日試合がないとはいえ、2回途中で変えたピッチャーを1イニングごとに交代するだけの余力はないだろう。だがこれは、寺島を先発で使うことを想定しての起用なのではないか。そんな新たな希望を持って、寺島のピッチングを見ていた。
相変わらず、ストレートの伸びが心地よい。カーブも効いている。4回に3点追加で失点したが、3回1/3、5失点という結果とは結び付かない投球内容に、素人の私は首をかしげる。何が悪いのか、分からない。

6回に引き継いだ近藤一樹が1失点、7回・8回の梅野雄吾は無失点、9回の中澤雅人が3失点。見ていて疲労が溜まる一方的な展開になってしまった。

画像1

▲中澤雅人が神宮に戻ってきた

中継ぎの回跨ぎの采配が続く6連戦。戦略的な投手起用なのか、単に台所事情によるものなのか。解説の斎藤雅樹も、回跨ぎの調整方法の難しさについて言及する。
そんな中でも、同級生の寺島成輝と梅野雄吾は頑張って投げ続けた。これがヤクルトのニューノーマルになるのか。何が正しいのか、答えは現場にしかないが、ピッチャーが肩肘を守りながら力を発揮できれば、それでいい。

5人のピッチャーで12失点。二桁失点した日に勝利する確率は、実際何%なのだろう。でもやはり、勝てる気はしない。二桁の数字は圧倒的だ。

これでも、13点取っていれば勝てていた。しかし、現実は厳しい。
当たり前だ。相手だってプロ。“火ヤク庫”が爆発する前に水をかけなければならない。簡単には勝たせてもらえなかった。

これが、1点でも取れていたなら、印象は変わっていたのだろうか。それとも、11対12だったら?きっと「惜しい!」となっただろう。8点取っていたら、「いいところまでいったんだけどねー。まぁ頑張ったよ」となっただろうか。5点くらいだったら?

画像2

▲R1.5.30 thr. 14連敗目のスコアボード

点を取っても勝てないときは勝てないが、0点では、そりゃあ勝てない。
1プレー1プレー応燕した。
いいプレーもたくさんあった。
ダグアウト裏に消えたひろきさんの背中が気になる。
ぐっちが打たなきゃ、ウチのチームは負けるんだ。
雄吾の登場曲が「I Was Born To Love You」に戻ってる。泣
5回裏2アウト満塁のチャンスに凡退した雄平が8回、セカンドへの内野安打で塁に出た。
失点を止められない自軍を見ていることしかできない。
やっぱりウチは弱いのか?
勝てないと落ち込む。
どうして負けたのか分からない。

思考は頭ん中をぐるぐるするだけ。何度速報を見直しても、結果は変わっていない。

だんだん思い出してきた。そうだったそうだった。負けたときってこうだった。野球のある日々って、こうだった。

明日はお休み。しっかり休養を取って、また元気に神宮に来てね。神宮で待っている気で、テレビの前で待ってます。

って、人のこと言ってられない!私だって元気出して頑張らないと、火曜日合わせる顔がないよ。明後日の夕方。笑顔で会いましょう!

R2.6.28 sun.
S 0-12 G
明治神宮野球場

まけほ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?