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結婚を祝えないファンが本当に悪いのか。

今年に入ってからシャ乱Qやつんく♂さん関連、
及び文房具関連のイベントに足を運ぶようになった。

そう思い立ったきっかけは
年始にアントレに掲載されたつんく♂さんのインタビュー、
年末年始のはあちゅうさんとしみけんさんが
夫婦で共演した各種番組を見て心が決まった。

シャ乱Q、つんく♂さんはもう一度追っかけようと思い、
しみけんさんはもう追っかけるのを辞めようと思った。

つんく♂さんもしみけんさんも
既婚者で三児のパパ。
(つんく♂さんに離婚歴はないけれど…)

だから私自身は推しが結婚することや
子供がいること自体を祝えないガチ恋勢ではないと思ってる。

むしろ…
あわよくば「あなたと一発…♡」と思ってしまうのは
しみけんさんではなく、つんく♂さんの方です。

つんく♂さんの方が著書の最後を
「妻を愛してる」で締めくくるぐらいの愛妻家。
こっちは本業、こっちはプライベートなんて
アカウントを分けることなく
Twitterでもブログでも子育てのこと、
奥さんのこと、家族への感謝を綴っている。
それでもずっと応援したいと思える人。

一方で、今、私はシャ乱Qの現場で会う友達に
つんく♂さんの追っかけに復帰した理由を
「今まで追っかけてた人がいたんですけど
もうしんどいからちょっと離れようと思って…」と話している。

理由を聞かれたときに
「去年、結婚したんです。
結婚自体は別にいいんですけど
結婚相手が好きにはなれなくて。
なんかいろいろしんどいな…と思って。
追っかけることが楽しくなくなっちゃったんです。」

そういうと
「分かる。
彼のいいところ、全部だめにしてるよね」

そう言われて救われた気がした。

共感してくれた彼女は
しみけんさんのファンでもなんでもない。
つんく♂さんや他のバンドのファンではあるけれど
私が度々つぶやく、旦那観察日記への違和感に
共感してくれていた。

誰かに分かってもらえるのって大事だな…。

今、一番身近にいる方の言葉に
AV男優だったころからしみけんさんを応援している
ファンの気持ちを想うと苦しくなることがある。

「生涯男優」を目標にかかげ、
仕事を楽しむしみけんさんが好きだったけれど
今は何が好きだったのかすらも思い出せなくなってしまった。

それなのに「しみけんさんのファン」という
たかが10年追っかけてきただけで出来上がった
私のアイデンティティのようなものにしがみついて
自称の肩書を死守することに何の意味があるのだろう…
楽しくもないのにお金と時間をかけて
追っかける意味があるのだろうか…と思うと
その必要性はどんなに考えても
私の中で答えを出すことができなかった。

むしろ、考えれば考えるほど、苦しくなったし、
その苦しさに耐え切れずもうしみけんさんのファンを
辞めた方が幸せなのでは?と思うことが増えた。

そんなに推しの結婚を祝えないのはおかしいことなのだろうか。
芸能人の結婚は絶対に「おめでとう」の一択なのだろうか。

結婚を祝えないファンが本当に悪いのか…。

つんく♂さんの時はすんなり受け入れられたのに
しみけんさんの時はなぜこんなにモヤモヤを抱えてしまうことになったのかをずっと考えています。

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