雪雲迫る朝の伊丹空港
決して降雪を期待したわけでもなかったのですが、奇しくも大寒波の影響で伊丹空港周辺でも雪がチラつく予報ではありました。ただしあまり降られては困ります。レンタカーのタイヤはノーマルタイヤでしたから、身動きが取れなくなってしまいますから。
伊丹空港の開港時間は午前7時ですから6時30分過ぎぐらいには猪名川土手にスタンバイしました。一言、、、寒かったです。
滑走路(RWY32L)の延長上付近には既に三脚の山脈ができておりました。負け惜しみでもなんでもなく、ワタクシは真正面よりもナナメ前から離陸ショットを捉えるのが大好きです。
まあ、真正面にはすでに気合いの入られた皆さんが三脚を立ててスタンバイされていましたし、邪魔してはいけませんから近づきません。
グレーの雲が通り過ぎて上空には青空が見えてきましたが、激しく雪が舞ってきました。夜明け前の伊丹空港がマット調に見えてきてなんだかワクワクしてきました。衣服に貼るホッカイロをお腹と腰のダブルで貼っていますのでカラダはぽっかぽかですが、手袋の指先はジンジン冷えてきます。
そのうち空がクリアになってきました。しかしながらまだ雪が舞っています。風に流されて飛んできているのでしょう。夜明け前の伊丹空港ではすでにドラマが始まっており、「早起きして良かった」とココロから思うのであります。
表面上にはうっすら先ほどの雪が残っていたのでしょう。なかなか良い感じのエアボーンショットを撮ることができました。後ろにはRWY32LにラインナップしようとするANAの787-9が見えています。
続いてANAの787-9がエアボーン。エンジン出力も違えば噴射する位置も先ほどの737-800よりも外側ですから、細かい雪も豪快に巻き上げてくれました。こういうシーンをとっていてシビレますね。冬の猪名川土手ショット万歳であります。
RWY32Rからの離陸機へのライティングがまた絶妙です。この少し後のショットの方がプロペラからのクルクルヴェイパーがよく出ていますが、雰囲気がこちらの方が良かったので採用しました。
この日は日本海側を中心に大雪となり、欠航便が多かったため小型機のトラフィックは少なめでしたが、撮りたいと思っていたシーンを狙えて楽しい撮影となりました。
ところで、先日のクラブツーリズムの青木勝さんとの熊本・福岡ヒコーキ撮影ツアーで感じたことを、Youtubeチャンネルでダラダラと語っています。ご興味のある方は合わせてこちらもご覧いただければ幸いです。
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