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クラブツーリズム 『真夏の羽田空港全ターミナル制覇撮影会』 で撮った写真

皆さまこんにちは!
ミスター600mm !!
ヒコーキの世界を超望遠で切り撮る航空写真家
深澤明です。

2023年8月19日土曜日は、羽田空港にて
クラブツーリズムの写真撮影の旅
『真夏の羽田空港全ターミナル制覇撮影会』
を実施させていただきました。

熱中症警戒アラートが
連日のように発令される東京ですが
そんな暑い中15名もの参加者が
集まってくださいました。

参加された皆さま
企画してくださいましたクラブツーリズムの皆さま
ありがとうございました。

ここでは
『真夏の羽田空港全ターミナル制覇撮影会』
で深澤が撮影した写真をお見せしながら
ツアーのレポートをします。

集合は13:00に羽田空港第2ターミナルの地下1階
中央エスカレーター付近。

そうです、ルーク・オザワさんの著書の
サイン本が売られている田辺書店のすぐ近くです。

ですので、開会の挨拶とともに
貴重なルークさんのサイン本のことを
PRいたしました。

ワタクシが宣伝するまでもない人気本ですが
サイン本があることをご存知ない方もいらっしゃると思い
念のためにお伝えしました。

すでに買われている方も
何人かいらっしゃいました!

13:05〜14:30は第2ターミナルの展望デッキです。
何せ『全ターミナル制覇』ですからね。
撮影特訓みたいな感じです。

快晴に恵まれました
暑いですが気持ちの良い写真を撮ることができます

ちなみに、こちらに掲載する深澤の写真はすべて
Nikon Z6II を使用してJPG撮影したものです。
(撮りっぱなしではありません)

この日はちょうど正午ごろを境に使用滑走路が
北風運用から南風運用に変わりました。

まずは、滑走路の運用と
それぞれのターミナルから撮影ができる
動きなどをご説明するところから撮影会が
始まります。

撮影会開始時には南風運用ですので
基本的に目の前にあるC滑走路では
RWY16Lの離陸機のみが撮影できます。

さらに視線を左に転じれば
スカイツリーやお台場周辺のビル群と
B滑走路RWY22へのアプローチ機が撮影できます。

それに加えて
スポットインとアウトのランプ内の動きです。

ルーク・オザワさんのYoutube動画後編でも触れましたが、羽田空港第2ターミナル展望デッキからの撮影はとても奥が深いです。

その奥深さまで踏み込んでしまうと、夜まで第2ターミナルで撮影して〝極めてしまう〟手もございますが、今回は全ターミナル制覇ですので、運用を理解して狙いどころを掴んでいただくことが主目的です。

「自分一人だといつも同じところからしか撮らないから、今回はそれぞれのターミナルでの狙いどころを教えてもらえそうなのでとても楽しみに来ました」という参加者の声をいただき、この企画の意義を改めて感じた次第でもありました。

参加者と撮影会開始早々
ヒコーキ写真談義に華を咲かせていたら
RWY22のアプローチ機がゴーアラウンド!
すかさずカメラを構えました
「雲と遠くのヒコーキを撮りたいけれど
ワイヤーフェンスが」
と質問がありましたので
立ち位置をフェンスから離れて撮影することをご提案。
自分の常識が皆さんの常識ではないので
一つひとつの会話が
こちらとしてもとても勉強になります
小型機、中型機、大型機と撮影できる機種も多いのが
羽田空港での撮影の魅力です
雲がとても良い表情を見せてくれていました

すでに汗だくです。水分補給をしながら、楽しい第2ターミナル展望デッキでの撮影でした。

途中Instagramでフォローしてくださっていた方々から声をかけていただき、記念撮影なども撮ったりして、和気あいあいとした午後の展望デッキでした。

次に、羽田空港第3ターミナルへと移動しました。
ちょうど新ルート運用に切り替わった15:00〜16:30までの撮影です。

撮影を開始する前に、新ルート運用と絡めて第3ターミナル展望デッキで撮影できる動きについてご説明をいたしました。

まずA滑走路で撮影できるのは、国内線北方面行きの離陸と、東京の街の上空をアプローチしてくる新ルートの北方面からの着陸機です。国際線は北米便などが降りてきます。

左手にはB滑走路RWY22からの離陸の様子もチラッとは見えますが、こちらは南西方面へ飛ぶヒコーキたちです。

目の前のランプ内は元国際線ターミナルという名の通り、国際線のヒコーキたちです。

と、一気にご説明は致しましたが
「第3ターミナルの展望デッキは初めて来ました」
という方もいらっしゃって
なかなかイメージしずらい部分も
あったかと思います。

しかしながら、90分近くデッキからヒコーキを眺めていますとなんとなくコツを掴んできて
「こんなの撮れました!」
と見せてくださる写真たちは
とても素晴らしかったです。

さらに、参加者と「月丼」談義に華が咲き、新たな撮影ポイントも教えていただいたりして、有意義な情報交換も!

撮影も大事ですが、リアルにお会いしていろいろとお話できるのは財産ですね。

またJAAP在籍時代に
唯一知り合えて良かったなぁと思っている方から
第3ターミナルにてお声をかけていただいて
とても嬉しかったです。

2ヶ所目は第3ターミナルの展望デッキです。
スッキリとした青空と入道雲が夏らしいです
R2-D2と久しぶりにご対面
ちょっとモノクロームにしてあちこち撮っていました

さて、容赦なく照りつける太陽のおかげで、写真意欲もグングンと成長したこの日。ラストは第1ターミナル展望デッキへと移動しました。

この快晴ぶりが一転、ちょうどA滑走路を挟んで第3ターミナル展望デッキの反対側となる第1ターミナル展望デッキへ上がると、何やら怪しい雲といいますか靄といいますか、空港の北側がグレーの世界に包まれていて、絵も言われぬ世界観がございました。

参加者の皆さんと
「なんじゃこれは〜!」
といいながら
「こりゃたまらん!!」
状態でございます。

各ターミナルでヒコーキの見え方
捉え方が違うだけでなく
天候の変化が最後の展望デッキで訪れたのです。

光芒を拝めるなんて、思ってもいませんでした
逆光の低い光が路面の表情を浮かび上がらせます
ハイコントラストな昼間と、ややマットな夕方。
その両方を味わうことができました
ギアを出したままポジティブクライムを続けるANAの787。
よく見る光景ではありますが、22上がりでは初めてかも
ふとした瞬間に、夏の終わりを感じながら
着陸も離陸も両方撮れるのは、とても楽しいです
逆光なので、タイヤのスモークも強調できます
西陽を浴びながらスポットイン
陽が短くなってきましたね
実はツアー参加者から一番多かった質問は
「流し撮りの撮り方、コツ」でした
日もすっかり落ちまして、18:30にツアーは終了しました

いかがでしたか。
写真を見るだけでも
羽田空港の展望デッキの面白さが
少しは伝わるのではないでしょうか。

13:00〜18:30の5時間半で
羽田空港の3つのターミナルを巡る
盛りだくさんの撮影ツアー。

「真夏に展望デッキ制覇って
集まってくださるのかなぁ」
と心配しておりましたが
蓋を開けてみれば

「とても楽しい撮影でした」
「良い企画でした」

と嬉しそうに話をしてくださった方もいて
嬉しかったです。

そして
先ほど写真のキャプションにも書きましたが
一番質問があったのが
「流し撮りの撮り方、コツ」
でした。

奇しくも来月9月10日の日曜日に
すでに催行が決定しております
羽田空港での流し撮り撮ツアーがありまして

そちらのご案内をいたしましたところ
その場でお電話でお申し込みしてくださった方も
おられました。

また来月、羽田空港でお会いいたしましょう!
この度もご参加くださいまして
ありがとうございました!!

9月10日の流し撮りについては
こちらをご覧ください




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