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「やる気」が出ない時の脳のだまし方

挑戦・・挫折

自分を変えたいと、様々なことに挑戦してきました。
ダイエット、国家試験の勉強、ブログ、早起き、断捨離・・・

そして、ものの見事に挫折してきました。

理由は「仕事が忙しくなった」、「体調が・・・」、「計画に無理があった」、「他のことに興味が湧いた」・・・と挫折したときに思いついた都合の良い言い訳。

挫折するたびに「モチベーションが維持できたらな~」、「どうしたらやる気が継続できるのだろう?」と思い悩んでいました。

自分は気持ちの浮き沈みが激しいので双極性障害ではないかと悩んだときもありました。

敵は現状維持バイアス

よくよく調べてみると、この挫折の原因は脳が変化を恐れて邪魔をする現状維持バイアスのしわざということが分かりました。

脳が新しい挑戦=危険と判断して、身体を守ろうと行動しないように仕向けているというのです。

ははぁ、なるほど、脳に勝てば良いのかと、このときから現状維持バイアスのことを意識するようになりました。

やる気が出ない時の脳のだまし方

現状維持バイアスを意識するようになってから、挑戦が継続できるようになりました。

ダイエットのためのジョギング(現在5ヶ月)
ダイエットのための筋トレ(現在2ヶ月)
会社のメンバーへのメルマガ発信(現在2ヶ月)

具体的にどのようにしているかというと2つあります。

1つ目は、 やるかやらないかを決めるとき、今までは「やった方が良いか、やらなくても良いか」を脳に問いかけていました。
そうすると、脳は「やったほうが良いが、やらなくても良い」と五分五分の判定となり、「やらなくても良い」に軍配が上がることがありました。

しかし今は「やった方が良いか、やらない方が良いか」と問いかけるようにしました。すると脳は「やった方が良いが、やらない方が良いことはない」と、ほとんどの場合「やった方が良い」に軍配が上がります。

もともと自分を良くしたい行動のため、やらない方が良いことはそうそうないためです。

2つ目は、脳が「それは危険じゃないね」とか「そのくらいの危険であれば大丈夫だね」と思えるように挑戦のレベルを下げることです。

例えばダイエットのためのジョギングであれば、僕は週1回3Kmから始めました。これではダイエットには効果はないのでしょうが、まずは継続を優先しました。

そして前回より100mでも良いので距離を伸ばすというマイルールを決めて脳をダマシダマシ少しずつ距離を伸ばしていきました。
現在12.2Kmまで伸びています。体重は4.2Kg減りました。

何より、習慣化に成功したので毎回ジョギングを開始する際に決断は必要なく自然と開始できます。(逆に走らないと気持ち悪いくらい)

このように自分を客観的に見て継続する方向に誘導してあげることがコツになります。

これからも現状維持バイアスくんと上手に接しながら色々なことに挑戦して行こうと思います。

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