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希望をおくれよ、ホープレス先生①

今年の春から、本土の歯医者に通い始めました。

シマ島には内科も外科も歯科も、お医者さんは1人もいません。学校の先生と同じように、お医者さんは島の外から定期的に小さな診療所に派遣されてきます。

そのあたりの話は以前「Dr.コトーにも事情がある」というコラムに書いたことがありますが、歯医者さんは1年交代で1人、数ヶ月交代でサブが1人という体制で治療にあたっています。

最低限の治療はできるのですが、治療に行くたびに先生が変わる、みたいな感じなので対処療法はできても根本治療や予防歯科的なことは難しいのが現状で。しかも予約が取れるのは月に一回みたいなペースで、満足な治療を受けられるとはいいがたい状態です。

もともと歯は丈夫なほうだったのですが、50をすぎて疲れが歯に出るようになりました。だましだまし、やり過ごしてきたものの、歯周病の進行はいかんともしがたく。先のことを考えて、ここらでしっかり治療をしようと思い、本土の歯医者に通うようになったというわけです。

とはいえ一度歯医者に行くたびに、往復の交通費と宿泊費がかかるので、まあー金がかさみます。場合によっては欠航で上京できないこともある、そのあたりの事情がわかってくれる先生でないと、なかなか続けられないなあと。

すると、ザビ男が「昔、シマ島に赴任していて仲良くしていた医師が、本土で開業したらしい」という情報を聞きつけて、これは好都合じゃないか!ということで、ザビ男とふたりで通うことになったのです。

その先生というのが、またまたクセツヨさんだったのですが。。。 

書き切れなかったので、次回に続く!


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