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映画館が恋しい

 プロジェクターを使って大きなスクリーンを使ったとしても、自宅で映画を観ることは苦手。
 在宅では取り立てて名前が付かない仕事がエンドレスで控えている。食事にしても、外出先の場合はそれほど時間帯を気にしないが何故か自宅になると定刻にいただこうと準備してしまう。
 自宅で映画を観るには、先ずまとまった時間を確保することから始まる。
 映画館のように何時から上映と待ったなしではない世界であるから、案外と条件を満たすことは難しい。
 一人暮らしではなく、自宅待機は私一人に降り注いでいる規制でもない為、パートナーも在宅であるところがネックボトルにもなる。映画の趣味が同じであったら少しは問題解消になったが、残念なことにハリウッド対ヨーロッパくらいに観る作品が異なる。

 感染拡大防止の一端として閉館状態の今その映画館をみると、3時間近い上映中に物理的な一切の邪魔が入らず、思念的な邪魔も入ることなく集中出来る空間は本当に貴重だった。
 ただ、今はそうも云ってられずネット配信といつか時間が取れた時用にと購入していたBlu-ray Disc鑑賞に切り替えなくてはならないよう。

 週末は映画館へだった生活が急に消失。
 映画館が恋しい。

 

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