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時短営業も今後の選択肢

 以前ノマドワークは一般化しないまま終わった印象がある。日本の勤務形態が頑なでオフィスに先ず出勤すべしの前提を崩すことが出来なかった。もし、あの時にこうした働き方もアリねと柔軟に展開していたなら、今回のように慌ててビデオ会議、テレワークを導入することもなく、緊急事態へ自然とシフトが可能だっただろう。
 教育現場も然りだ。ノロに児童・生徒が一人でも感染するならば学校中を除菌し教育現場は一時停滞する。自身の学校時代を振り返っても学級閉鎖は冬を中心に普通にあったが、考えてみると義務教育現場では何かが起こった時の非常事態態勢は全く進歩していない。

 経済的立て直しが落ち着いた時に、そのまま緊急事態宣言前の生活へ戻らず夫々が少しだけ働き方や生活を見直し、お金さえ支払うならサービスは受けて当然の生活から自分だけ良しではない譲歩へと変化できると社会がやさしくなるようにみえる。

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 ヨーロッパの街並みで週末店舗が閉まるように、日本も便利を少しだけ我慢し合う。いつの間にか三が日も不自由がない生活になってしまったが、日曜日にレストランが営業をしていなくても文句ナシ。日曜の店舗が夕方18時に閉店もアリ、と。
 東京はどこも混んでばかりの世界、美術館、映画館、レストラン、様々な展示会場。もし、働き方に変化が生じ自由度が生まれると、社会にハンドルの遊び程度であっても余裕が生まれる筈。

 幸いパートナーの場合は、テレワークが今後も活かされた勤務になりそう。
*タイトル写真:AVOCA本店カフェ


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