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坂と共存の町 長崎

 母と澄み渡った快晴の元、散策兼ねて遠回りの外食へ出る。
   生活圏にある坂にはどのような部分に恩恵を見出したなら良いのか苦しむほどその多くは半端なく急坂である。
    実家は路面電車利用の平地にある為、生活そのものには影響しないが広範囲に生活を捉えると必ず坂の存在がある。
    観光で眺める限りは、この坂の街は夜には美しい夜景を見せてくれる。しかし、日常生活や郵便をはじめとした配送業者のみなさんには恨めしい地形に違いない。
   車が横付け出来ない坂上の住宅建築では、小型で性格が穏やかな対州馬が使われていた時代もあった。

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