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日本の東西南北制覇を目指して:波照間島へ①

 2020年から突如始まったパンデミックの為に趣味としての海外旅行が中断された方々はどうしていらしたのだろう。
 しばらくは国内旅行もままならない緊急事態下ではあったけれども、後の緩和に伴い旅行の行先と目的を変えて私(時に私たち)は動き始めた。

日中誰も歩いていない産寧坂

 緊急事態解除後に訪れた誰一人歩いていない京都の産寧坂、しばし独占出来た龍安寺の枯山水の経験は、夢のようで、そして、今後もう二度と経験できない貴重な時間になった。

貸し切り状態の龍安寺の枯山水

 国内旅行に軸足を移して動く中にパートナーと今日のタイトルにある「日本の東西南北を極めよう」が入ることになった。流石にこの4地点は距離的に離れていて簡単にはスケジュールは組めない。
 最初に訪れたのが、北海道に在る日本最東端の納沙布岬

 そして、今回は有人では最南端に位置する沖縄の波照間島へ行ってきた。
 先ずは直行便飛行機で3時間かけて東京から石垣島へ移動。船酔いが苦手でこれまで船の移動を避けた旅行をしていたが、今回それは云ってはいられず石垣島から高速艇を利用し1時間40分をかけて波照間島を目指す。*波照間島への移動はカーフェリーの選択肢もあったが車持ち込みではないことと時間がかかることがネックで高速艇を択ぶ。
 航路の大半を西表島と波照間島に挟まれた荒れた海を渡る為、絵に描いたような上下に揺れ遊ばれてようやく波照間に辿り着く。因みに、最後に利用したのが思い出せないくらい初めてに近い感覚で予め準備していて酔い止め薬のお陰で全く酔うこともなく波照間の港に立てた。
 旅行当日朝は5時台の電車に乗車、飛行機の石垣到着時間と乗船時間に間があった為に夕方5時の波照間島到着になったがこの部分は選択次第で変わる。

 今回の旅行は波照間島に三泊、石垣島に二泊の予定を組む。陸続きであればもっと短い日程だったが石垣-波照間の移動は天候で左右されることが多く、万が一の欠航に備えて滞在日に余裕を持たすことにした。
 島内にはビジネスホテルに近いホテルが一つ在る他は、民宿を利用することになる。私たちがお世話になったのは中心部から近い民宿のコテージタイプ、40㎡弱広さのお陰で多少のことは我慢できる範囲内。もし、至れり尽くせりを望むのであれば、そもそもこうした制約が多い離島への旅行は無理がある。そうした方は、迷わずにリゾート地の島へいらしたほうが賢明。

 宿泊時にアシスト自転車をお借りしたが、島内を半周時にしか結果使用せずほぼ徒歩で事足りた。長期滞在、或いは天候に恵まれていたならもう一日は利用しただろう。
 とても不思議だったことは一人一泊に付きお米一合がサービスだったこと、最初は解せなかった。しかし、二日目午後3時まで雨で外出がままならなかった時に大きなスーパーがあるわけでもない波照間では台風であれば尚のことこのお米は命綱かも、と妙に納得する。
 因みに、宿泊予約をパートナーに担当してもらっていた。彼は、サイトを利用しての予約が中々出来ない上に、かといって手段を電話に切り替えても中々返事がもらえず厳しかったことを話していた。そうした島事情の中で今回利用したハウス美波が一番対応が早かったそう。宿の詳細は以下のアドレスをご参考ください。



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