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久しぶりのレイトショー

 僅か二か月半の期間、映画館に足を運んでいないだけだった。それにも拘わらず感覚的なことを少し忘れかけていたと知る。
 例えば、我が家の50インチ程度の小さな画面で仕方なくネット配信映画を観ていたことと比較すると映画館の大画面は否応なく作品の中へと引き込む強さをそれだけでも発揮する。音響も然り。
 映画館そのものに懐かしい云々は無かったが、馴染のスタッフの方にお会いできたこともうれしいことの一つだった。

 知人から映画館の換気に関しては興行場法で規定がある為、案外と安心だとは聞いていた。
 今回、一席ごとに空けることで満席でも通常の半分の人数は少なくとも電車乗車より換気の観点からはも安全ということ。但し、諸々の約束事を守ることを前提にしてだ。

 全てを感染前の世界復活とはいかない。術後の食事が回復食から始まるように経済も始動していく筈。
 これからどうした形で経済の応援が出来るのかは、自身が動きたい基準ではなくあくまでも公の場での行動自粛を念頭に考え形にしていきたい。

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