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教皇ミサⅡ 2019 11 24

   無宗教と云われる日本では今回フランシスコ教皇の来日へ寄せるカトリック教徒の喜びはおそらく伝わらない。
   日本でこの喜びを共有出来る可能性があるとした場合は宗派を超え日々修行をされている方々か。少なくともお正月に身内のご利益をお願いしお賽銭を投じる人々ではない。実家の宗教(宗派)を知らない方は論外。
   こうした状況の日本ではクリスチャンは一括りにされる。このことは私が仏教の宗派に詳しく無いことを考えると理解出来る。この記事を読んでくださった方が教会イコールクリスチャンと短絡に結びつかず、その教会の教えが宗派ごとに微妙に異なることを知って欲しい。
   日本では総人口に対し僅か1%のクリスチャン存在であるが、クリスチャンの内カトリック教徒は全世界で13億人。その頂点に立たれるフランシスコ教皇の発言力は当然ながら大きい。
   長崎会場でもブラジル、アルゼンチン、中国の国旗が見られた。ごミサの中平和の祈りでは、スペイン語、タガログ語、ベトナム語、韓国語が使われる。言葉を超え祈り、教えを共有していたからこその会場の一体感だったのだろう。
   ごミサが終わった後会場周辺には団体用バスが次々と集まっていた。その中会場から徒歩で帰る途中、参加者の方々の多くと一緒だったことが此処は長崎だとうれしい思いに包まれる。※東京都は確かに信者数が国内で一番多くとも人口自体が比較にならない為、長崎市内のように同じカトリック教徒に会うことは少ない。


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