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桜と雪

 この短い言葉だけで十分情景が伝わる。それ程どちらも基本的に年齢問わず人々が知っている事柄。但し、異なる二つの季節が一緒の場に存在すると今日のように幻想的な世界を見せてくれる。
 東京にも厳しい行動制限が引かれ、その中での今日の天候は寧ろ幸いだった。気温の低さも外出しない限りは外気1℃であっても身にかからない上、幻想的景色を室内から見られるのだから不平にはならずに済む。

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 今の家族Moon(Mini Rex : うさぎ)の前に、女の子Sunnyが居た。
 彼女が天国へ行ってしばらくの間は人を喪うことと同じように喪失感で本当に三か月毎日涙に暮れた。
 そのSunnyの分骨一片を庭に桜の木の根元に眠らせた。上の写真はその桜。Sunnyに似ていると御殿場桜を択び苗木を植えた。
 まだまだその御殿場桜はか細く、この雪が負担になっていないか心配になったほど今日の雪は水分が多い綿雪だった。

 破りかけた季節「冬」というカレンダーの手を一瞬抵抗出来ない力で止められたような一日だった。昨日との気温差20℃と信じられない日も終わり。
 今日はパートナーの誕生日、静かに自宅でお祝い。

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