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ボスコヴィラ強化大会合宿

サッカー編
「関西圏の強豪があつまった大会でどこまで出来るのか?」
これが今合宿の最大のテーマでした、結果はまさかの最下位で驚きです。

まぁ強いところと予選から当ててくれということで大会に参加していたので、この大会の優勝チームと準優勝チームが同リーグだったと思えばまぁ仕方ないかなーというところもあります。

問題は、この両チームや奈良の全国常連クラブのディアブロッサ高田とロースコアの試合が出来るのに勝ちきれないことが、この学年の課題があらためて見えました。まず「泥臭くプレー」することができない選手が数名いたこと。それから「自分のやりたいプレーとチームにとって良いプレーを合わせられない」(比べられない)こと。最後に「球際でプレッシャーのかかる中で技術を出せる」選手が2〜3人しかいないこと。
実際、優勝したチームのエースのプレーなんかを見ていると、攻撃ではプレッシャーの中でも技術力が全く落ちないし、守備に関していうと自陣深くまでプレスバックして最後はカラダをはったスライディングといった泥臭いプレーまでしっかり出来ていました。

2人の間をスラロームではいってくるドリブルやセンス、アイディア、運動能力などは真似できないですが、こういった技術うんぬんの前に「一生懸命プレーする気持ち」は真似して取り入れていけるはずなので頑張ってほしいところです。

ただやっぱり良いよねーと思うところは、チーム・個人が一歩でも前へでてボールをしっかり取りに行く意識をもってプレーができた試合は、相手の攻撃にたいして引くことなく強気の姿勢で戦えること。この強みをもっと伸ばすために全員が泥臭くチームの勝利のために一生懸命全力で責任をもってプレーする。これを継続することだと思いました。


サッカー以外のところ
まず合宿中のルールとして、自分で考えてわからないことは大人に聞く。にも関わらず「何でもかんでもすぐに聞いてくる」ところが甘えたさんばっかりに感じました。たとえば「次の試合何時からですか?」とか、「試合の相手どこなん?」や、「トイレのどこですか?」など。他にもたくさんあったと思うんですが忘れてしまいました。これって全部じぶんで確認できるんですけど、それすらしない。そういうところが試合のプレーに繋がってきているんだと思います。試合中にベンチに向かって「どうしたらいいんですか?」って聞いてくるのかな?ちゃんと自分で考えてから質問してくる人は「試合時間を見にいったけど書いてなかったんで、次の試合時間おしえてください」みたいな感じになるんで。「良いサッカーは良い人間がするもの」っていうことを常に忘れずに日々すごして欲しいと思いました。

食事編
これまでに数回、合宿をおこなっているのでどれぐらい食べるかは把握していたんですが、やっぱり全体的に食べる量が少ないことと好き嫌いが多い印象です。そもそも食べたモノで自分の体がつくられんですが、子どもの成長期のカラダにとってものすごく負担が大きいサッカーをプレーした後に食べる量が少ないと、本来、カラダの成長につかわれるはずの栄養が疲労の回復にまわっていくため、背が伸びなかったり、そもそも疲労の回復すら追いつかずカラダが弱っているために怪我しやすくなるといったことになります。またその蓄積された疲労がちょっとした接触プレーで負傷し長期の離脱につながったりするので、たくさんサッカーするのもいいですが、その分たくさん栄養が必要ということはお家の方にも知っておいてほしいと思います。

まぁ今回の合宿のサッカーのところは右肩下がりな感じがありましたが、昨年の4種リーグ開幕前もそんな感じだったので、また調子を上向きに変えていければもっと面白い試合ができると思っているので、とにかくやるだけです。

せっかく見に来てくれた保護者のみなさんも悔しい大会結果になってしまいすみませんでした。でもこの悔しさも彼らが「成長するために必要な成長痛」だということで見守っていただければと思います。m(_ _)m

※少ないですけど画像載せておきます。
※動画はインスタのハイライトからご覧ください。


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