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お袋の味って、、
今日も禁断の餃子タネをシコシコと仕込んでいるジジィです。
台所の床は刻みキャベツと刻みニラが雪が降った庭の如く、、、
今日は一歩進んでプリプリえび餃子なのです!。
何でも進化させるのがジジィの悪ノリ、、あ、違う、ジジィの探求・追求心という事で、早速ごま油を入れるところをオリーブオイルをいつものクセで入れてしまうというアクシデントも、モノともせず仕込みを終え、タネを冷蔵庫にぶち込み、落ち着かせております。え、、? 時間? をぉ、、すでに夜の11時を回っとるがな、、まぁ、気にしないw
餃子はええねん、、
「お袋の味」、、 、、 、、って、、どんな味? 何味?
辛いの?甘いの?苦いの?酸っぱいの?
私の場合、その、「お袋の味」というものの記憶が無いので、分からないのです。小学生の時に窓からのおしっこで育てた太いフキがおかずに出て来た時から記憶がありませんw。
お母さんが握ってくれたおにぎりは美味しいと思いますか。
それを手でムンず!と掴み、食べた後の手に付いた米粒をペロペロと舐め、「うまーい!」という記憶がありませんか。
それがお袋の味なのかな。
分からないので何とも言えませんが、昔に何かの本を読んだか、TVで見たか、聞いたか、記憶に残っていないのですが、美味しさとは何か、、的な話だったと思います。
結論からお話をすると、手に住み着いている菌の味なのだそうです。
人それぞれの菌が手に住み着いていて、それが全部味が違う、、という話だったと思います。
逆におにぎりを握ってもらって食べた時に「美味しくない」と思うということは、この、手の菌の味が美味しくないと、、
昔は各家庭でヌカを漬けていたのですがそれが、同じ分量で作っても作り手によって味が変わるらしくて、「あの、ばぁさんの漬物は美味いねぇ、、」ということだったらしいです。確か、あの有名漫画「美味しんぼ」で天丼の話にも書いてあったな。
あるお持ち帰り専門のおにぎり屋さんで、特定のおばさんのおにぎりが抜群に美味い。手袋みたいなのしているのだけど、本当に美味いのだ。
美味い菌は手袋をもモノとはせず、通り抜ける!
寿司も、もしかしたら美味さのエッセンスの一つなのかも知れません。
確かに、自分の子供におにぎりを作ってあげていた時は美味しそうに食べていました。私の手にも美味しい菌が住み着いているのかも知れません。
全くエビデンスが無いお話ですけれど、私は信じています。
自分の指を咥えてみると甘く感じるのは、また違うお話なのかも知れませんが、確かに、行儀は悪いですが、手づかみや指で摘んで食べると美味しく感じます。
オメーの料理は不味くて食えねーんだよ!
はい、心配いりません。
菌は育つので、どんどん料理を作っていけば菌も育ちます。
その栄養分は「おいしかったよ」という一声です。囁きでも構いません。
独自のお袋の味に近付いて行ってませんか。
そんな風に、えび餃子のタネを仕込みながら思ったジジィです。
今日も最後までお読み下さり有り難うございました。
皆さまが幸せでありますように。
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