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邯鄲トイズ社並びに「アヴァロン・ドールズ」について

 私のライフワーク『Avaloncity Stories』第二部に登場する企業、邯鄲トイズ(Hantan Toys)について、ちょっと書いておく。
 邯鄲ホールディングス傘下の玩具メーカー「邯鄲トイズ」は様々な玩具を製造・販売しているが、特筆すべきなのは1/6サイズの着せ替え人形「アヴァロン・ドールズ(Avalon Dolls)」である。これは、バービーやリカちゃんなどのように特定のキャラクターをシンボルにはしていない。

 まずは、基本的に男女双方の人形がある。さらに、乳幼児から成人まで様々なタイプがある。現代地球のマテル社のバービー「Made to Move」シリーズと互角のフル可動ボディが11cmから31cmまであり、さらに様々な体型がある。肌の色はピンク系、ベージュ系、オーカー系の基本的な3パターンに、色白から濃い肌色まで7段界のトーンがある。もちろん、髪色も文字通り多彩だ。顔立ちも様々なヘッドがある。
 この着せ替え人形シリーズには完成品だけでなく、大人のドールファンのためのカスタムキットもある。この辺は現代のマテル社よりも、ボークスやオビツなどのメーカーに近い。ペットワークスの「みんなでつくるモモコドール」のように、人形のデザインを一般公募する企画もたびたびある。
 なお、『Fortune』に登場するルシール・ランスロットのバンド名は「アヴァロンシティ・ドールズ」だが、まあ、かつての我が国のバービーボーイズみたいなもんだね(笑)。

 ズバリ、ドールメーカーとしての邯鄲トイズ社は「チート」である。人形オタクとしての私の願望がたっぷりと込められているのだ。マテル社は「Made to Move」シリーズと「ファッショニスタ」シリーズを統合すればいいのになぁと思っているくらいだ。
 日本のアゾンの「ピュアニーモ」や韓国の「ドランドラン」のようにぽっちゃりした脚のお人形を好むドールファンは意外と少なくないようだし、「ファッショニスタ」の「カービー」ボディがフル可動だったら、カスタマイズモデルとして良いなと思う。

 あるドールファンの方がドランドランとリカちゃんを並べた写真を公開していたが、ドランドランはリカちゃんより一回り小さいようだ。

【New York Dolls - Personality Crisis】

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