アスターティと緋奈の夏
我が『Avaloncity Stories』(以下、AS)のメインヒロイン1号アスターティ・フォーチュン(Astarte Fortune)と、同じく2号松永緋奈(Hina Astarte Matsunaga)のツーショット。帽子、ピアス、ネックレスがお揃いのコーディネートである。どちらも白を基調とした爽やかコーデだ。まあ、単に爽やかなだけでなくて、セクシーでもあるが。
アスターティは北欧系のプラチナブロンド美女で、緋奈は和風の黒髪美女である。どちらも「美少女」というよりは、大人の「美女」なのだ。アスターティのコーディネートは大女優風だが、緋奈のコーディネートは一体どのような路線なのだろうか?
ちなみに私はいわゆる「原宿系」並びに「青文字系」のファッションが好きなのだが、その青文字系ファッション雑誌の一つであるZipperがいつの間にか季刊誌として復活していたのには驚いたし、嬉しかった。ならば、あのKERAだって、紙媒体の季刊誌として復活してほしいね。個人的には目の保養になるんだよね、原宿系ファッションは。
全身像。緋奈の身長は163cm、アスターティの身長は168cm。どちらもキャラクタードールとしては、20歳くらいの女性の容姿のイメージである。まあ、緋奈は真っ赤な口紅と真っ白な肌と真っ黒な髪の毛の組み合わせが、古典的美意識に準じる容姿だと言える。その点は、『恋愛栽培』の「悪役ギャル」浜凛華とは対照的だ。
そういえば、『ウマ娘』に出てくる「ギャル系」のウマ娘には、今のところは(凛華のような)いわゆる「黒ギャル」はいない(「ヒシアマ姐さん」ことヒシアマゾンは昭和風のスケバンキャラで、平成以降の「ギャル」のイメージではない)。まあ、現実世界では黒ギャルは「懐かしい」存在になってしまっているので、そのようなキャラクターを出すのは微妙に古臭いかもしれない。そもそも、私が『恋愛栽培』を書いた時点で、凛華のような「黒ギャル」は絶滅危惧種に等しい存在だったのだ。
緋奈はAS第一部・第二部・第三部いずれも不老不死の同一人物だが、アスターティは第一部・第二部・第三部ではそれぞれ「生まれ変わり」の関係性である。『Fortune』の「天才美少女ミュージシャン」アスターティ・フォーチュンは、数千年後に「魔法戦士」アスターティ・フォーチュンに生まれ変わった。彼女は肉体的には、アヴァロン連邦時代のアスターティのクローンだが、精神的には間違いなく同じ魂を持つ「生まれ変わり」である。
第三部のアスターティの物語をいつ書けるかどうかは、もちろん予定は未定だ。もしかすると、第一部でアスターティと緋奈が共闘する話を書くかもしれないが、言うまでもなく予定は未定である。
一方はアガルタの〈総長〉シャマシュ公並びに魔術師マーリンの「娘」、もう一方は最強クラスの〈アガルタの精霊〉。アスターティはフォースタス・チャオの永遠のパートナーで、緋奈は果心居士ことカシン・フォースタスの永遠のパートナーだ。
もし仮に『クリィミーマミ』をリメイクするなら、『パーマン』のコピーロボットのような主人公の分身が必要かもしれない。例えば、『ローゼンメイデン』のお人形を等身大にしたような感じで…と私は思うが、アスターティや緋奈には、自分の分身を作って操る能力がある。特に緋奈は、動物や植物に力を与えて精霊化させる能力を持つ。さらには、彼女たちの他にも「書物の中で描かれている人物たちを実体化させて手駒にする」人物がいるのだが、彼についてはのちの機会に語るつもりだ。
再び全身像。二人の「夏女」、アスターティと緋奈。
【宇多田ヒカル - ニ時間だけのバカンス featuring 椎名林檎】
我がアスターティと緋奈に匹敵する(?)二人の「女王」。そういえば、後藤久美子には宮沢りえがいたし、中森明菜には小泉今日子がいた。