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『エヴァンゲリオン』綾波レイとアスカ・ラングレーのお人形

 当記事は、かつてボークスから発売されていた『エヴァンゲリオン』の綾波レイとアスカ・ラングレーのお人形の写真を撮ったものである。この二人の顔立ちは、アニメ版よりも着せ替え人形らしい顔立ちに描かれているので、より一層顔立ちにふさわしいオビツ25cm素体に頭部を付け替えた。
 かつて、オビツ製作所相手に訴訟を起こしたボークスさんに対して失礼かもしれないが、そもそも一消費者目線から見れば、同業他社同士の揉め事は不快でしかない。とりあえず、無双シリーズとBASARAシリーズは、それぞれの会社(コーエーテクモゲームスとカプコン)ごと合併してください。しかも、ATLUSも加えた3社合併ならば、念願の『真・BASARA無双』が実現するではないか! ぜひとも3社合併してください。いや、さらに『雷子』のクロン社も吸収合併してください。
 まあ、私はBASARAシリーズと『雷子』はプレイした事はないのだけどね。それはさておき。

アニメ版よりも童顔。

 アニメ版、すなわち貞本義行氏の絵柄よりもかわいらしい目の描き方のレイちゃんである。貞本氏の絵柄に忠実な目の描き方だと、着せ替え人形にふさわしいかわいらしさには欠けるので(貞本さん、すみません)、別の誰かがレイちゃんの顔立ちをデザインしたのだ。さらに、髪色の透明感を表現するために、白と水色のドールヘアを混ぜて植毛している。
 このレイちゃんの衣装は、いわゆる和風ロリータ・ファッションで、確かメルカリで購入したものだった。そして、スカートの下には、アゾンのキャラクタードールが着ていたチュールスカートをパニエとしてはいている。それで、かなりのボリュームになっている。

着せ替え人形らしく、かわいらしく。

 レイちゃんとは別の人がデザインした顔立ちであろう、アスカ・ラングレー嬢。明らかに、レイとは違う絵柄での目の描き方だ。こちらが着ているのは、プーリップとロリータファッションブランド「Angelic Pretty」とのコラボレーション商品〈プルパーテ〉が着ていたものである。紅白ハッキリした配色がアスカには似合うと思う。プーリップは細身の素体を使っているので、27cmドールにプーリップ用の服を着せるのはきつい。25cmドールならば、何とか着せられるのだが、もちろん、服次第では着せられないものもあるだろう。
 モモコドールの「ティーンボディ」ならば、胸のふくらみがほぼないので、プーリップ用の服をある程度着こなせるだろう。ものによっては、通常のモモコドール素体でもプーリップ用の服をある程度は着せられる。

レイちゃんの格好は純和風というよりも、「汎アジア的」な雰囲気だな。

 紫を基調とした「和ロリ」のレイと、紅白を基調とした「洋ロリ」のアスカのツーショットだが、一見アスカの方が背が高く見える。実際には全く同じサイズの素体を使っているのだが、靴の底の厚みの違いによるものだろう。

【高橋洋子 - 魂のルフラン】

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